2008年09月29日
何とか前進しようと突進しては跳ね飛ばされ、くらいついてやろうと手をかけては振り払われ、足掻きに足掻くも一歩も進んでいない、そんな現状。 必死になって体を張ってがんばっているんだけれど、先制しても、追いついても、勝ち点は得られない、そんな試合が続きますね。 むしろ、劇的な(相手の)勝利を演出しているうち、なんてお人よしなチームだろう(´▽`; FC東京戦、セクシーフットボールがセクシーだったのはほんの僅かな時間だけで、むしろ輝きを放っていたのはうちの選手達。 泥臭く体を張ったプレーは、セクシーとは程遠かったけど(^^; それでも、連敗街道真っ只中&攻守の要の喪失という窮地に置かれながらも見せた選手達の必死なプレーはかっこよかったと思うのですよ。 ペース配分なんて関係ないって感じの砂さんのプレス、大伍の運動量がかっこよくないはずが無い! それだけの選手のがんばりに加え、この日は珍しく、Jリーグっぽくないフィジカルコンタクトに寛容な笛だったこともあり、互角以上に渡り合えたと思います。 ところがどっこい、終わってみれば逆転負け。 守るべき所をきっちり抑え、決めるべきチャンスをキッチリ決める、簡単そうだけど難しいことをしっかりできるあたり、さすが上位チームですね・・・orz 通用しないわけじゃないのに、勝てない。 多分、フィジカルとかメンタルとか経験とか、ちょっとづつの差が積み重なって、それが結果として大きな壁になっているんでしょうね。 サポでさえも「きっついなぁ」と思う現状、相手との力の差や離脱選手の存在の大きさを肌で感じている選手達にとってはどんなに苦しい現状か、推し量ることもできませんが、置かれている立場は変わらなくとも、着実に前進している、私はそう思うんですよね。 ダヴィという爆発力(たまに暴発するけど(笑)が無い分、両サイドとFWの連携と運動量で相手に挑む攻撃は、多くのチャンスを生み出していたし、箕さんがいなくなったDFラインは、奪ったボールをより大切に処理してくれていてた!(気がする。。) 特にそれを感じたのが、西嶋のプレー。 簡単なクリアはほとんどせず、落ち着いてフリーの味方へつなぎ、攻撃へとリンクさせてくれる姿は、シーズン序盤では見られなかったと思うのですよ。 今月の月間コンサでの箕さんのインタビューでも、西嶋が変わりつつあるとありましたが、最後まで落ちない運動量や空中戦の強さ、そしてこの試合で見せてくれたインターセプト後の落ち着きと、少しずつではありますが、着実に成長してくれていて。 追い込まれて追い込まれて、一皮向けて大きくなる、そんな姿を見ると、やっぱり思うんですよね。 「あきらめたくない」って。 現実的には本当に厳しい状況だというのはわかっている。 だけど、あんなに頼りなかったうちの選手達が、開幕戦ではおどおどしていた彼らが、J1常連の選手達に必死になって挑み、成長していく姿を見せられて、あきらめたくなんてないんですよ。 格上ばかりの苦しい環境でも、日に日に逞しくなっていく可能性を秘めた環境を手放したくないんですよ。 この試合、厚別のゴール裏に掲げられた「日本一あきらめの悪い集団」の弾幕その通り。 最後の最後まで、足掻いて足掻いて足掻きまくってやりましょう!
プロフィール
千葉県在住のコンササポです。 観戦は関東地方での試合を中心に、たまにホーム参戦も。
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