2006年02月10日
18日間の長い宮崎キャンプを終えてチームは、つかの間のオフに入った。こんどは12日から、熊本キャンプへと移る。家族などと離れての生活は厳しかったと思う。帰札したスタッフの一人が、キャンプ生活の一端を報告してくれた。
私が気になっていたのは「4人部屋での生活」。プライバシーが無くてストレスがたまるのではないかが心配だった。しかし、どうやら、これは杞憂だったようだ。
共同の居間があって、それに接して2つベッドが入った部屋があるコンドミニアム風の作りだったそうだ。ふだんは居間で過ごし、自分の時間がほしければ、それぞれの部屋に入る生活だったという。
ホテルように廊下に部屋が並んで、孤立した状態ではなく、気晴らしや、話し合いにはとても良かったと付け加えてくれた。食事の内容も変化に富んでいて、あまり不満はなかったとも。
キャンプ半ばで、疲れがたまり、そこから落ち込んでいくか、それを乗り越えて上向きに転ずるかが成果が分かれるところだが、今年は前向きに乗り越え、それが手ごたえのある結果になったとの分析を伝えてくれた。
練習試合で対戦したビッグクラブ選手のリッチな待遇とは、だいぶ差があったようだが、新旧選手の融合、雰囲気もよく、互いに競争心を燃やし合いながら、オフ明けの熊本キャンプに備える。そんな表情だったと語ってくれた。
熊本のあとはいよいよ3月4日の鳥栖との開幕戦が待っている。一つに絞り込んだ目標に向かって、怪我なく、後半のキャンプを過ごしてほしい。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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