2006年01月18日
Jリーグには理事会とは別にクラブの社長クラスが集まる実行委員会がある。
ほぼ毎月1回、東京のJFAハウスで開催される。今年初の会合は17日にあった。
J1、J2に分かれて開かれるが、年2回は合同で開く。
1月は年初ということもあって合同だった。J1、J2別々に北からの順で席が
決まっているが、今回は昇格、降格3クラブが入れ替わって座った。両方とも
少し表情が硬いように思えた。
審議事項、報告事項がいつも10項目ぐらいはあり、チェアマンを議長に、熱のこもった議論が展開される。
会議は非公開で、内容も公式発表以外には外部に明らかに出来ないがゲーム運営などについてのさまざまな問題が討議される。
事件を起こしたチームが謝罪するのもこの席だ。
昨年のコンサ役員不祥事の際は、席上で経過を報告し、「リーグにご迷惑を掛けました」とあやまった。
おおよそ2、3時間で会議は終わるが、そのあとラウンジに席を移し、コーヒー、ビールを飲みながらの雑談となる。悩み、思いが正直に出てくる場だ。
チーム補強の状況などの情報も、それとなく探り合いとなる。
愛媛FCが加わって31チームとなったJリーグ、今日の席では合宿の話も聞かれ、それぞれの思惑の中に、2006年リーグ・スタートを感じさせた合同実行委員会だった。
東京は陽だまりで昼寝している姿も見られたが、千歳空港は大雪。欠航便が相次ぐ中、ようやく羽田を離陸、千歳からは遅れ遅れのJRで帰り着いた。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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