胴長太鼓

2005年12月29日

私の友人3人が素敵なたくらみをしてくれている。

一人は邦楽器店の社長、Kさん、もう一人は日本画家、Sさん、三人目は機械製作所社長のYさんだ。

Kさんが商売用に所有している胴長太鼓に、S画伯がコンサドーレのロゴやキャラクターを太鼓全体に描く。それを置く台(宮台)をYさんが鋳物で作る。

3人が力を合わせ、来シーズン開幕までに間に合わせて、北海道フットボールクラブに贈呈してくれるというのだ。

太鼓はまだ見ていないが打つ面が直径2尺(70センチ弱)、一本の大木
をくり抜いた最高級ものという。

S画伯は日本画家でありながら、「絶対にサイケ調がいい」と言い、「はではでにやるぞ」と構想にかかっている。

Yさんも「最近、設備投資関連の仕事が多くて忙しいんだがなあ」と言いながらも、「正月休みにやるか」と意欲十分。

コンサドーレJ1昇格を願ってドドーンのドーンだと早くも3人は盛り上がっている。

和太鼓の音は心と体にひびく。たたけば汗びっしょりになり、スポーツにふさわしい音楽と言ってもいい。「出陣太鼓に使わせてもらう」「イベントに使えば盛り上がる」。ドームに反響する勇壮な音、ばち捌きを夢見てしまう。

どこに保管するか、運ぶ方法は、湿気を防ぐ方法は、など難問もあるが、コンサドーレに寄せてくれる3人の好意が涙が出るほどうれしい。

制作過程の太鼓をいつか写真でお見せしよう。