JFLチームが欲しい

2005年12月23日

昨日(22日)、サッカー関係者の会合で、
「北海道にもJFL(日本フットボールリーグ)チームがほしい」との切実な声が出た。

JFLは今シーズンを終え、愛媛FCがJ2に昇格、そのあと
全国地域リーグ決勝大会で3位までに入ったFC琉球(九州社会人リーグ、沖縄)、ジェフユナイテッド市原・千葉アマチュア(関東社会人リーグ)、ロッソ熊本(九州社会人リーグ)が加わって来季は18チームで争う。

今季は「呑んでかかれ」をキャッチフレーズに16チームが2回戦
総当りでアマチュアサッカー界最高峰を目指した戦いが繰り広げられた。

あまりマスコミには登場しないが、年々、熱く、活況を呈している。
都道府県リーグから地域リーグへ、さらにJFL、そしてJ2、J1へと道はつながる。

18チームの顔ぶれを見ると、富山県にはアローズ北陸、YKKAPの2チームもある。

ところが北は宮城県のソニー仙台FCが北限だ。残念ながら東京都に次ぐサッカー人口を誇る北海道には、その影も無い。

一時は北電サッカー部を中心に期待もあったが、いまや立ち消えとなってしまった。大学、社会人チームとコンサドーレとの間にJFLチームがあると、これは楽しい。

北海道のサッカーレベルもさらに向上するだろう。

より地域に根ざしたチームの試合が800円から1000円のチケットで観戦でき、そこで活躍した選手がコンサドーレに入ってプロとなる。そうした道も開けるわけだ。

人口117万人の富山県に2チームがあるのだから、570万人の北海道なら、道央、道東、道北、道南にそれぞれのチームがあってもいい。そのチームが競い合い、道内ダービーを繰り広げることを考えると、ますますサッカーは盛り上がる。

コンサドーレも一層強くなる。来年は、そんな夢が動き出さないかなあと思っている。