パキスタン料理

2005年12月13日

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12月3日にドームで行ったパキスタン北部地震募金のお礼ディナー
に12日、招かれた(写真)。中心になったアズハルさん宅。
奥様のアイシャさん手づくりのパキスタン料理だ。

当日、参加したパキスタンの留学生3人に日本人支援者3人とアズハルさん
がそろっての楽しい夕食だった。マトンのカレー風煮込み、パキスタン米を鶏肉と一緒に炊き込んだご飯、ヨーグルトにトマトなどを入れたサラダ。

とてもおいしかった。パキスタン米はタイ米に似ているが、もう少し細長く
パサッとした感じ。鶏肉の味がしみこんでいくらでも入る。それにカレー煮込みをかけ、辛かったらヨーグルトサラダで中和する。

おいしい食事が話題を盛り上げる。地震のその後の心配はもちろんだが、
パキスタンとインドの関係、祭り、原子爆弾の話など尽きない。K2など
8000メートル級の山々、そこには氷河もある。

パキスタンのことをほとんど何も知らないのに気づく。
同じアジアに生きていながら私を含めて、4人の日本人はだれも
訪れたことがなかった。

印パ戦争とか、カシミール紛争といったことは知識として
知ってはいるが、そこに住んでいる人の生活そのものに無知だった。
利子を認めないイスラム経済、奥の深いイスラム文化などにも無縁できた。

距離が遠いヨーロッパ、米国へはよく出かけ、豊富な知識を持つように
なった日本人が身近なアジアに目を向けることが少ないことを痛感させら
れた夜だった。




post by kodama

00:17

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