2005年12月11日
盲導犬ウッズが8日、HFCを訪ねてくれた。
おなじみのフーより若い。2歳。ハーネスを付けて間もない。
盲導犬になりたてだ。ちょっと、やんちゃに見える
ドームで行った北海道盲導犬協会の募金協力に対する
感謝状を携えて協会のDさんらと一緒に来てくれた。
少し緊張気味で、表情は硬かったが無事写真撮影を済ませた(写真)。
床に大の字になって横たわったウッズの横で、Dさんらと楽しい
会話が弾んだ。「プロ野球の広島で、ゴールデンリトリバー犬が
ボール運びをしているようなファンサービスがサッカーでも出来
ないだろうか」と私。
「出来ますよ。訓練すれば何でもします」
「キーパーもやるし、鼻でボールを押してセンターサークルへ運ぶことも」
とDさん。
北海道盲導犬協会は来年、ミーナから始まった育成から400頭目を迎える。
節目の年である。盲導犬の役割を、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。
育成に必要な資金は全て募金に頼る。
盲導犬を使いたい目の不自由な人はたくさんいるのに、資金不足も
あって育成が間に合わない。さまざまなPRの機会を協会は模索している。
ドームでの募金は、そうした意味でとても良い機会であった。
子供たちは、なんどもドームに来たフーの名前を覚えてくれた。
ウッズも頭をなでてもらった。今度はサッカー犬に変身して人気に
なれば盲導犬の、もう一つの賢さを観客に見てもらえる。
サッカー犬を楽しみに観客が増えるかもしれない。
募金も増えるに違いない。協会の応援にもなる。
「来シーズンはぜひ、実現させたい」と思ってしまった。
12月7日のブログ「再びパキスタン北部地震」でパキスタンの首都カラチ
とありますが、カラチは首都ではありませんでした。首都はイスラマバード
です。お詫びします。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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