2005年12月05日
分厚い封筒がエアメールで米国東海岸から届いた。
来年5月に卒業を迎えるマサチューセッツ州在住の日本人大学生からで
コンサへの就職志願だった。
まもなく40歳に手がとどくAさんはITを勉強するかたわら
米国でスポーツビジネスも学び、「米国のプロバスケット、野球、
アイスホッケーを現場で見て、日本でその経験を生かしたい」と履歴書などを送ってきた。
ファンを巻き込むエンターテイメント性を、もっと日本のプロスポーツも
取り入れるべきだと、実例を挙げた論文も一緒に入っていた。
今夏はジュビロでインターンシップを2ヵ月半している。Jリーグチーム
の運営にもくわしい。こうした人たちがクラブ運営に興味を持ってくれているのだ。
経営再建途上にあるコンサドーレは残念ながら登用は無理とお断りした。
Aさんだけではない。私の手元に数通の履歴書が届いている。
プロサッカーチームで働きたい人が増えているように思える。
それと、今、毎日のように中学生、高校生がコンサドーレに
インターンシップとして勉強に訪れる。9時半からの朝礼に参加し、
現場の実態を見て帰る。
こうした若者が将来のコンサドーレをいろいろな場面で支えて
くれるのかも知れない。ホームタウン推進部の担当者はうれしそうに
対応している。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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