2005年11月24日
コンサドーレは12月3日、草津戦が行われるドームで、10月8日に起きたパキスタン地震の救援募金を行う。北大のパキスタン留学生全員6人が家族と共に参加して、募金を呼びかける。
現地は降雪期を迎えた。被災者は寒さと飢えに苦しんでいる。道路は寸断され、救援物資はヘリコプターに頼るしかなく、困難に直面している。日本ユニセフ協会によると、これまでに5万人が死亡、300万人が家を失い、1万人が命の危険にさらされている。
ユニセフがはじいた、当面6ヶ月に必要な救援資金108億円に対し、発生後2ヶ月たった今も、その45%49億円しか確保できていない。寒さ、飢えに加えて清潔な水、トイレの不足で感染症の蔓延も心配されている。
募金に参加する北大大学院2年のアズハルさんは仲間と共に、これまでに100万円を集めて、母国に送った。「まだまだ足りない。寒さの前で時間との戦いだ。テント、毛布を送ってやりたい。ぜひ協力してほしい」と訴える。
NGOのセーブ・ザ・チルドレンは1000円で軽毛布、2000円で子供の衣料パック(毛織の帽子、セーター、くつした)、25000円で家族用防寒テントを準備できる、と言っている。
災害に苦しむアジアの仲間のために、救援の輪を広げよう
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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