2007年03月30日
3月21日のドーム・湘南戦で、夕張の天然芝グラウンド
を維持するために行なった募金の結果をお知らせします。
15万5329円でした。
ご協力、本当にありがとうございました。
選手に手伝ってもらったこともあって、実質30分程度の
募金集めでしたが、予想以上の成果でした。北海道サッカー協会
に連絡したら、「そんなに集まったのですか」とびっくりしていました。
このあとも募金の機会を設けます。まとまった段階でお届けしようと
思っています。
夕張市の平和運動公園には4面の天然芝グラウンドがあります。今年19回目を迎えるメロン旗争奪少年サッカーフェスティバル、北海道クラブユース大会などさまざまなサッカー大会が開かれています。 18年度は21,659人が利用しています。以前はJ1のガンバ大阪、 横浜マリノスなども夏のキャンプに来ていたこともありました。 道内のサッカーの聖地でもあるわけです。 それが夕張市の財政破綻で、野球場、パークゴルフ場を含めた施設の 維持管理予算が確保出来なくなりそうなのです。06年度は2200万円 だった維持管理費がこの1月には20万円に削減すると伝えられました。 芝刈り機のガソリン代だけで、作業は夕張市職員が当たるとのことでした。 ところが市の職員も半減される見通しで人手が見込めなくなりました。 このままでは芝のグラウンドが消えるとの危機感を感じた 葛(かつら)夕張サッカー協会会長らが市と交渉、今年度に限って 700万円を支出するとの回答を引き出すことが出来ました。 しかし、天然芝グラウンドの維持には一面で年間5~600万円か かります。4面プラス野球場、パークゴルフ場などを合わせて700万円 ではとても足りないのが実情です。 北海道サッカー協会は日本サッカー協会へ、HFCはJリーグへ 現在、支援策を検討してくれるようにそれぞれ要請中です。ユースの 全国大会を継続して開催できないかなどを打診しています。 夕張協会自体もNPO法人を作って運動公園の維持管理に当たること にし、立ち上げ準備中です。夕張募金もこのNPOに受けてもらう ことにしています。 Jリーグの百年構想の柱の一つは「あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること」です。未来の子供達のためにも夕張の芝生グラウンドを守ることはHFCのつとめでもあります。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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