2005年11月20日
20日午前、宮の沢練習場をのぞいた。
昨日の京都戦のどよめきがまだ耳に残っているうちに
監督に「すばらしい試合だった。ありがとう」と言おうと思って。
手稲山を背景に、グラウンドの半分には雪が残っていた。
青い空、緑の芝生、雪を解かす噴水。寒かったが、よく戦った選手たち
の気持ちをほぐすような風景がそこにあった(写真)。
練習を見守ったサポーターは帰る選手に笑顔で声を掛けていた。
いつ見ても、コンサドーレのサポーターは素晴らしいなと思える。
スポーツ紙の中には、うなだれた選手の姿を強調したような
図柄の写真が今朝は多かった。「イージーミスの繰り返し」との
批判記事も目立った。
でも私の目には、今年最高のゲームに見えた。観客も興奮気味に
良い試合だったと言ってくれた。みぞれ交じりの寒い帰り道だった
だろうが、選手の熱い戦いはみんなの体をホットにしてくれた
に違いない。
練習後の監督と記者との懇談をそばで聞いた。
「今からがスタートだ」。監督はそう言った。
頭を上げよう、上を向こう。今からがスタートだ。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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