2006年08月30日
「サッカーを通して子供たちの食生活を考えよう」と昨年から呼びかけてきました。社会的にも食育の関心が高まり、HFCが進めている運動もようやくかたちになってきました。 9月から、いろいろな展開が始まります。まず、9月17日には十勝の 芽室町に出来た天然芝の町営サッカーグラウンドの完成を記念して、芽室 食に関する協議会と一緒に「食育サッカー教室」を2日間、行ないます。 「食と運動と健康」をサッカーを通して楽しく学ぼうとの狙いです。 16日夜は保護者向けにコンサドーレの栄養指導担当者から「運動する子ども たちの食事なありかた」をお伝えします。 翌日はサッカー少年団員、中学校のサッカー部員ら143人を対象にサッカー 指導を行います。そして昼には地元の野菜を使って参加者で豚汁を手作りし、 さらに道産米のおむすびを握って昼食交流会を開きます。 食べることの大切さや地元の農業に対する理解を子供たちに理解して もらおうとの試みです。保護者を入れると参加者は250人を超える規模 となりました。農業関係者や教育関係者に新しい取り組みと注目されています。 HFCが目指す社会貢献の一環ですが、こうしたかたちで、地域に コンサドーレのサポーター、理解者をふやしていくことの大切さを感じ ています。地区後援会を作ってくださいともお願いしています。 また、10月1日には、豊平区民センターで「サッカー選手の元気のひみつ!」と題したトークショーを豊平区の保健福祉部と一緒に行います。小中学生とその家族の方々に食生活を考えるきっかけ作りです。 豊平区は食のネットワーク(写真)や区食堂でのヘルシー食(写真)提供など食についての事業を積極的に行なっています。私もネットワークの一員として協力しています。 これにはしまふく寮の村野明子さんが登場、コンサ選手と寮での食事のエピソードや思いを話すことにしています。栄養や食生活に関するクイズなどもあり、FMアップルの福津京子パーソナリティーとやりとりします。 このほか、この秋からホクレンに支援してもらい、「サッカー教室と食プログラム(仮題)を定期的に実施することになりました。主に札幌圏を中心にサッカーを通して、食育を広げます。牛乳消費拡大、道産米の普及につながればとも思っています。 どこかの機会に、みなさまにも参加していただければと期待しています。 子どもの体力低下、栄養の偏りなどが深刻な問題になっています。心にも 暗い影を投げているとも聞きます。問題解決にコンサドーレがお手伝いできればいいですね。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
最新のエントリー
月別アーカイブ
検索