2005年11月18日
津波被害で親を失ったインドネシアの子供たちにサッカーボールを
送ろうという運動を進めてきた「TSUNAMI留学生帰国支援・北海道」の
代表・大井わこさんからメールが来た。
9月中旬から取り組んだ結果、サッカーボール1472個、このほか
バレーボール137個、バスケットボール18個、テニス・ソフトボールなど679個などなど、ボール類は2306個に達したと書いてあった。
空気入れも33個、同代え針65本、さらに車椅子5台も現地へと預託された。文房具もある。運賃募金は49万4166円に達した。
運動を支援してきたコンサドーレとしても本当にうれしい。
協力してくれたサポーターの皆さんや道民に心からお礼を申し上げます。
これらのボール類は18日に積み込まれ、20日か21日に
ナラサキタックスさんの計らいで石狩湾新港から船出する。
2、3週間後にはインドネシアに到着、現地のボランティア団体チルドレン・
メディア・センターの手で津波被災地の子供たちに届けられる。津波が起きた
12月26日ごろまでに届けることは可能だという。
旧職場の友人から私に入った一通のメールが巻き起こした運動がこうして
みんなの善意を呼び集めた。
TSUNAMI北海道からは現地に向けて
「ボール大使」を派遣することも検討中。ボールを受け取った子供たちの
にっこり笑った顔、ボールを蹴る姿を報告してくれることだろう。
(写真は11月6日の水戸戦の際、ドームでボールを受け取る留学生ら)
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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