2006年07月17日
コンサドーレ札幌スポーツスクールの開講式が17日午前、札幌市南区のFu’s(藤野野外スポーツ交流施設)で行われました。HFCがJリーグと共催で毎年、行ってきているものです。札幌市スポーツ振興事業団が全面的に協力してくれています。 来年2月17日まで7ヶ月間、主に隔週土曜日、16回にわたって軽登山、サイクリング、バトミントン、フットサル、スキー、ボード、スノーシュー歩きなどを楽しみます。今年はカーリングも計画に入れました。 今日の開講式には約60人の小学3年から6年までの子どもが父母らと 参加しました。大々的に参加を呼びかけなくても、あっという間に集まってしまう人気のプログラムなのです。 開講式ではスクールの説明のあと、さっそくこの日のプログラム 「トレッキング練習」で藤野のスキー場を頂上目指して登りました(写真)。運動の基礎となる歩き方、みんなとの協調性を学ぶコースです。
はじめは、あいさつの声も小さかった子供たちですが、しだいに大きな声で「こんにちは」と言えるようになり、見守るお母さん、お父さんも子どもたちの普段と違った姿に「このスクールに期待しています」と話していました。 スクールはコンサドーレ札幌が目指す将来の総合スポーツクラブ作りの実験とも言えるものです。サッカー教室とは別に、子どもたちにさまざまなスポーツの楽しみを知ってもらおうと始めました。 2回目の7月27日はニセコ登山、9月23日は豊平川MTBサイクリングなど と続きます。スキーではバッジテストも受けられます。また11月にはトリノ五輪で人気となったカーリングも美香保体育館で行う予定です。
スクールの基地となるFu’sは市街地に近いところにありながら、自然がいっぱいです。今年は野生のシカが姿を見せました。野ウサギの子ども3匹も春に保護され、飼育されています。エゾタヌキの出てきます。 こうした素晴らしい環境の下、学校や家庭とは違った出会い、友達づくりが可能となります。毎年、リピーターの子も増えています。そうした良さを聞きつけて参加してくる子も増えています。本当はもっと受け入れ人数を増やしたいのですが送り迎えのバスや指導員の数などから定員を60人に絞っているのが残念です。
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プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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