2006年07月13日
11日も、やはり北海道神宮へ行って来ました。お賽銭は愛媛戦のときよりは少し奮発しました。 2-1 祈りは通じたようです。雨除けの願いも。 首位たたきは、もちろん、もちろんうれしかったのですが~。 ほぼ7千人のお客様がスタンドを埋め、勝利を見届けて くれたのには興奮しました。 初めて実施した、ごみ分別体験キャンペーンが無事、終わったことも感激でした。会場の整理を終えて、厚別を出たのは午後11時すぎ、まん丸のお月さんが出ていました(写真右下)。この日を祝ってくれるかのように。
前日の天気予報は雨模様。久しぶりの厚別・平日ナイター。お客様の出足が心配でした。5千人を割り込むかもしれない。前売りの状況から6千人は来場か、と担当者は言っていたのですが。 開場時のゲート前行列はわずか5分で終わってしまいました。 「やっぱり」と思いましたが、試合が始まるころから、仕事場から 大急ぎで来てくれたのでしょう。ライトを浴びたスタンドは赤黒に 染まっていました。 後半戦終了まぎわの、はらはらドキドキはいつものことですが、 この夜は、いつにも増してレフリーの笛の待ち遠しかったことか。 スポンサーさまにお礼の挨拶をすませても、スタンドはまだ歓声が 渦巻いていました。 この日、初めて行ったごみ分別体験キャンペーンの状況が気がかり でしたので、出口付近の実施場所に出向きました。そこでは、 みなさんが気持ちよく協力してくれていました。ほっとしました。
HFCはスタジアムのごみ問題に昨年来、取り組んできました。 昨年はレジ袋なしのご協力をサポーターの皆さんに呼びかけました。 ことしは一歩進めて、ごみを減らそう、出たごみの分別を進めよう、 リサイクルの道筋をつけよう、を目指しています。 柏戦の会場では環境NGO「ezo rock」(草野竹史さん代表)にお手伝いを願って2箇所で体験キャンペーンを行ったのです。燃やせるもの、 燃やせないもの、ペットボトル、プラスティック、飲み残し、割りばし、紙コップの7つに分けて捨ててもらおうとの試みです。 お客様の反応がどうなのか、分け方に戸惑いはないか、などを実際に 知るためでした。参加してくれた13人のNGO会員の方は環境問題 ごみ問題の専門家です。石狩浜での大規模音楽祭でも、やっています。 開場前から、分別ごみ入れを組み立てて、試合終了後まで、「ペット ボトルのふたは取って別に捨ててください」「燃えないごみはこちらです」などと呼びかけてくれていました。 6月24日の東京戦では、CVSさんが集めたごみを、いったん広げて ごみの中身を分類調査してくれています。その上にたっての11日の キャンペーンでした。全てボランティアでのご協力です。 草野代表らの感想は「CVSのみなさんが気持ちよく協力してくれて本当に頭が下がりました」「サポーターさんもごみ問題への関心は高く、積極的に分別に協力してくれました」と言っていました。 ただ、お弁当の残りの中に入っているプラスティック物の処理が問題のようです。取り出して分けるのは大変です。お弁当業者のみなさんと 協議し、容器類の作り方を検討する必要がありそうです。 22日の草津戦でも行う予定です。その結果をまとめて報告してくれる ことになっています。こうした運動は全道で一斉ごみ拾いなどを展開している「ラブアース・クリーンアップ in 北海道」実行委員会や北海道消費者協会さんにも協力していただいています。 HFCだけでは出来ません。同じ思いを持つ団体が手を組んでおこなうことが重要なのでしょう。札幌ドームでもやりたいのですが、こちらは株式会社札幌ドームさんの管轄なので今は手が出せません。厚別の結果などをもとに、ドームさんともさらに話し合いを進めて、エコ・スタジアム運動を広げられればと思っています。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
最新のエントリー
月別アーカイブ
検索