コンサ北海道後援会のこと

2005年11月17日

「コンサドーレ札幌」北海道後援会の運営理事会が17日、札幌市内で開かれた。一昨年7月以来の開催だ。大森前会長が体調不良で、会長職を引いたあと
空席のままだったことなどもあって、こうした事態になっていた。

この日の会議では平成15年度から17年度にわたる決算、収支予算、事業報告、監査報告が審議され承認された。これを再出発点に新しい後援会への道作りに入ることになった。

道後援会は1998年、北海道、札幌市などが中心となり、企業、団体、道民が一体となって、コンサドーレを資金援助しようと言う組織だ。1999年には9000万円がクラブへ寄せられた。

しかし、その後は年々、入会者が減り、それに伴って寄付金も減少、今年度のクラブへの寄付金は繰越金を入れても1000万円が見込めるかどうかにまで落ち込んでしまっている。

財政難にあえぐ、クラブにとって後援会の寄付金が持つ意味は大きく、なんとか、後援会が活性化し、コンサドーレへの支援をいただければありがたいとの思いから、運営理事会を開催してもらった。

各役員から「今まで会員に対してなんの働きかけもしてこなかった会のあり方を考えるべきだ」「クラブ側にも責任がある」「地区後援会と北海道後援会の関係見直しを」といった発言が相次いだ。

平成18年度の事業計画作成に当たっては、会員対象にもっと積極的に働きかけ、楽しい後援会にする努力をするべきだとの意見が多かった。事務局もHFC内に置くことになり、会長人事を含めて動き出す。

クラブとしても、こうした事態を招いた責任を重く受け止めている。魅力のある後援会、積極的にクラブとかかわれる後援会にするために、皆さんと共に考えていきたい。

会が終わったあとは「コンサドーレがんばれ」で、温かく締めていただいた。