2006年05月14日
14日午前、雨の中で、コンサドーレを支える二つの作業が黙々と行われていました。こうした支援者のためにも、もっともっと努力しなければと思います。 一つは東雁来の札幌サッカーアミューズメントパーク(札幌AMP)での植樹準備です。北海道森林ボランティア協会の皆さんによる穴掘り作業。16日夕刻行うエゾヤマザクラの記念植樹のためでした。 エンジン付きの穴掘り機で深さ50センチほどを掘り、鍬で広げます。 土盛りした地盤は機械でも容易ではありません。「硬いなあ」という声 が上がります。それでも雨が上がる午前中には30箇所が終わりました。 苗木が到着する16日に仕上げをして、U-15の選手に植えてもらう “舞台”を最終整備します。「今日は雨が降ってくれて、ほこりが立たないから助かりました」と言いながら。 作業していただいた方々は前日も、準備に訪れ、強い風とほこりのひどさを実感し、「一日も早く植樹を進めないとグラウンドが機能しない。満足なプレーが出来ない。選手が可哀想」と言っています。専門知識を生かしてアドバイスもしてくれています。 道新グループのエゾヤマザクラに続いて雪印種苗さんからも苗木200本が無料提供してくれることになりました。早急に土地を管理する札幌市などと協議して、緑化計画を固めます。近くには残された林もあります。そうしたところも含めて検討します。
もう一つは、CVSさんによるスタジアムベンチの水拭きです。タオルで座席を拭いていきます。ベンチの半分も拭くとタオルは水でどっぷり。丁寧に絞って水分を取っていきます。観客のみなさんに気持ちよく座ってもらうための努力です。 開場少し前、雨は上がりました。青空が広がりました。サクラの花びらがどこからか、舞い降りてきました。残念ながらゲームは負けましたが、雨の中で黙々と働いてくれたボランティアの皆さんに感謝しながら「17日の鳥栖戦こそは」と思っています。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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