2006年05月09日
8日の道新投書欄に、札幌ドームのごみ問題についての意見が投稿されていました。厚別を含めて、コンサドーレの試合ではCVSの皆さんが分別収集に努力してくれています(写真)。 おかげで、他の催しに比べて処理は進んでいますが、今後、HFC はさらにごみ減量に力を入れます。出るごみを減らす。出たごみを分別 し、出来る限り資源化する。地球環境の悪化を少しでも防ぐためです。 HFCはレジ袋なし運動、環境未来カップなどに取り組んできました。 サポーターの皆さんの協力でスムーズに行われています。それを一歩 進めようという運動で、コンサ・エコ・プロジェクトと私は名づけています。 4月28日午後、コンサ会議室に札幌市、北海道消費者協会、それと全道で環境保護活動を展開しているラブアース・クリーンin北海道実行委員会の担当者らに集まってもらい、ドームや厚別でのごみ対策を話し合いました。 ドームの場合、投書にもあるようにごみ箱が小さい上、分別回収も不十分です。場合によってはごみがあふれる状態となります。集めたごみは分別していないため、ほとんどは一般ごみとして焼却に回されます。 紙コップ、ペットボトルなど資源化出来るものが多くても処理のシステムが出来ていないのが実情です。一般家庭には分別を呼びかけながら、ドームでのごみの扱いは無神経のように思われてなりません。 ドームを中心にコンサ、日ハム三者が協力してごみ対策を進めることが出来れば環境保護へのアッピールにもなります。さらに進めて、お弁当の残り物をリサイクル処理し、肥料、飼料に出来ればとも考えています。 そのためには食材を分別処理しやすい弁当容器の作り方、食材の選び方 なども業者さんと一緒に検討する必要がありそうです。紙コップなどについては再生紙化が可能です。空ペットボトルも引き手あまたということです。 高騰する石油製品を使って一般ごみとして燃やす処理費用は、施設の賃貸料に跳ね返ります。反対に、そのごみを分別すれば売れるごみに変わるわけです。 こうした運動が道内スポーツ界全体に広がれば、なおいいですね レジ袋、容器包装ごみの減量努力が足りない業者に国が是正勧告、命令できる容器包装リサイクル法改正案がすでに閣議決定され07年4月施行の見込みです。レジ袋の有料化、未改善業者への罰金などが盛り込まれ、社名公表も含まれています。 こうした流れを含めて、今後、エコ・アクションを強める方針です。サポーターの皆さんのご協力をお願いいたします。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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