2009年05月10日
勝つべき試合で、しっかりと勝てない。 これが現在の順位に相応しいチームのあり方でしょう。 間違いなく勝てたし、できれば3-0でぐらいで終わらせるべきゲームだった。 少なくとも、今期のトップ集団を形づくっている 湘南、大阪、仙台、甲府は、きっちりと勝つでしょうし、勝つことがトップ集団の条件だ。 具体的に言えば、ロングボールに弱かった。ロングボールでサイドに運ばれて簡単に上げられてズドン。これは札幌攻略の一つの形として、今後、相手はこれを繰り返していくと思う。 もう一つ気になったのは、藤田のパフォーマンス悪さ。同期の回りがどんどん点を取っていくのに、どうしたことだろうか。突破は良いけれど、クロスの質が悪すぎるように思う。点が入らないことで、逆に自分を追い詰めているのかもしれない。点が入れば、吹っ切れそうな気もする。 対して、相手の徳島は成績が悪いと言って監督を切り捨てず、一つのコンセプトで続けてきた連携の良さが光った。選手のクオリティを見ると、明らかに札幌が上なのだが、チームの完成度で相手が上。その結果の引き分け。 選手のポテンシャルだけでは勝てないという見本だった。 いずにしろ、札幌は発展途上だ。
プロフィール
コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。
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