気持ち切り替えて

2005年11月23日

ロスタイム3分。甲府サポとしてあの3分を見ていられたらどんなに気分が良かったでしょう。ドームに集まった1万7000人もあんな幕切れが待っているとは思わなかったでしょうね。ハウスメイト提供の立派なマフラーを首に、けがから復帰の堀井、西島の姿も見られたし、期待の星藤田へのコールもしたし、試合が始まってからも、清野の前節から4連続のゴール、追いつかれたあとの後半早々の豪快な砂川のシュート、気分良く帰ってくる要素は完璧でした。
 でも冷静に見ると、何度も決定的なチャンスを逃す札幌、甲府にサイドを破られ、何度も訪れるピンチに、いつ相手の点数が入ってもおかしくない状況でしたから。だからといってロスタイムに3点も入るとは、サッカーの神様なかなかやります。甲府が仮に3位になるなんてことになったら、今日の試合は甲府では繰り返し放送されるでしょうね。1997年、フロンターレはきっと同じ気分だったことでしょう。

 さて、12月3日が2005年最終戦。気持ちをすっきり切り替えて、この時期まで、J1を夢見せてくれたことに感謝し、草津戦は今日以上の人数を集めて選手を後押ししましょう。北風と太陽の話のように、文句を言うより、罵声を浴びせるより、圧倒的な声援で選手を迎えることが、選手の気持ちに一番しみるのではないかと思っています。甘い?



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