厚別開幕

2006年05月02日

 明日は厚別開幕戦です。
 ドームで雄姿を見たものの、あの厚別のピッチに立つ赤黒戦士の姿はまた別の感激があります。
 私の厚別開幕戦の初観戦は1999年でした。J2降格の年で、岡田監督を迎えたものの1勝4敗1分けと調子のでないチームでしたが、5月の青空の下、吉原のハットトリック、アシスのフリーキック、リカルジーニョのチームでの最初で最後の得点で6-0で快勝。こんな点差の試合はこのあとも見ていません。

 2000年はエメルソンの圧倒的なスピードに驚き、そして途中出場の山瀬の決勝ゴール、J1昇格を確信した試合でした。

 2001年は王者鹿島相手に、ウイルのPK決勝点での勝利。なんといっても、あの時のフリースで作った赤黒のスタジアムはきれいだった。未だにあのフリースは私の観戦グッズの一つです。

 2002年は暗黒の時代の幕開けでしたが8月が厚別開幕。泥沼の9連敗で迎えたG大阪戦。古川の体を張った守りで勝利。本当にうれしかったのを思い出します。

 2003年 こどもの日。勝てない試合が続いていた中フロンターレとの戦い。結果は0-0。勝てなかったというよりは負けなくてよかったという感じでした。フロンターレにはバルデスがいました。昔のバスデスはすごかったなぁとちょっと寂しい気分でした。 

 2004年 福岡に負け、最下位へ転落。このあと浮上することがありませんでした。悔しい。

 さて去年。例の不祥事のあとの試合でしたね。何が何でも勝つというそんな気持ちの表れた試合でした。5月なのに寒かった厚別でした。

 今年はどうなるんでしょう。どんな勝ち方をするかも気になりますが、観客数も気になります。2001年には19000人以上入っていた開幕戦ですが、去年は6000人、だんだん減ってきています。ドームの快適さに比べれば、天気の影響を受けやすい厚別ですが、札幌にとっては聖地です。調子の悪いときでも、結果を出してきた特別な場所。そんな思いを持って、厚別のスタンドを赤黒に染めたいものです。

 明日朝、西海岸を出発します。
  


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