2005年11月29日
野球ではこの時期をストーブリーグといって、選手の加入やトレード、解雇といったことが話題になります。サッカーでもそういうのでしょうか。
きっと、明日、明後日あたりにはコンサドーレでも、そんな動きが報道されるものと思われます。とりあえずは、レンタルの日本人に関しては、完全移籍を申し込んだとか。今年あまり試合に出られなかった選手などはどきどきしているんでしょうね。若い選手は長い目で見てほしいと思うけど、結果がすべての世界ですからね。なんとも辛いものがありますね。
解雇でチームを離れた選手でも、古川や村田のように再度、同じフィールドに立ち、拍手を受ける選手もいました。
そんな選手の一人にビジュがいましたが、鳥栖から解雇されたんですね。9月10日の厚別でのビジュは強い印象がありましたから、まさか解雇とは思っていませんでした。0-3で破れ、なおかつ新居にゴールを許した試合でしたが、中盤のコンサドーレの攻めの芽をことごとく摘んでいたとのがビジュでした。シュートチャンスに体を張っていたのもビジュでした。あの試合は本当にビジュにやられたと思ったものでした。
札幌にいたときも、底知れぬ運動量で、ピッチを走り回る姿、けがで顔の骨を折っても、フェイスガードで出てきたりと、ブラジル人らしいテクニックはないものの本当に、熱い気持ちの伝わる選手でした。
いつの間にか、京都に入団していたり、気がつけば鳥栖にいたりと、プレースタイルと同じ神出鬼没なビジュのこと、来年もまたどこかのチームで、宇宙開発と呼ばれるシュートを打っているんでしょうけど。
プロフィール
北海道西海岸に居を構える。札幌に別荘有り。コンサドーレ設立前は野球に傾倒していたが、軸足を少しずつサッカーへ。いまでは両足ともどっぷりサッカー。初観戦は1998年J1の厚別での京都戦。初観戦を勝利で飾って以来、厚別、そしてドームへと何度も足を運んだ。岳也のVゴールも見た。曽田のハットトリックも見た。勝利に歓喜することもあり、敗戦に肩を落とすこともあった。昇格の喜びも、降格の悔しさも味わった。いつも生活の中にコンサドーレ札幌があった。これからも、ずっとそうだろうと思う。
リンク集
月別アーカイブ
検索