ヤンツー先生の3年戦争

2006年12月30日

試合終了の笛がなった瞬間
一気に脱力感が全身を襲った。
天皇杯に意識を集中したこの3,4週間の緊張が一気に解け
無意識にためていた疲れが一気に襲ったかのようだった。

敗戦=柳下札幌のラストという事実に
試合後のゴール裏はどのような感じになったのか、とても気になった。
現地で見ていた新潟戦、甲府戦と違って
今回はテレビ観戦だったため
伝え聞くしかその術は無かったのだが。
新聞等によると、記者会見が終わるまでサポーターが残って監督を待ち
トラメガを持った(!)監督がゴール裏のサポーターのために
最後の言葉をかけたとのこと。
札幌の監督としての最後のヤンツーさんと同じ時間を共有できた現地組の皆さんは
実にうらやましいし、誇りにしていいと思う。

この天皇杯の快進撃は実に楽しい時間であった。
月並みだけど、夢のようであったとでもいうか。
消化不良で終えたリーグ戦
あれで柳下札幌が終わっていたらと思うと実にゾッとする。
チームは団結し、これまでの3年間が間違いでなかったことを
証明するかのように、J1チーム相手に勝利を重ねていった。
自分もフクアリ新潟戦、ユアスタ甲府戦と
現地まで足を伸ばし、声を振り上げた。
アップセットを成し遂げる側のサポーターとして
特別な勝利の喜びを2度も現地で味わえたことは
自分の中に深く記憶されることだろう。

自分の観戦記「コンササポーターになりたい」
http://www.geocities.jp/yamatosprint/consadole.html
の冒頭に
「この物語はあるクラブの荒廃に戦いを挑んだ熱血監督の記録である
プロサッカー界において全く無名の弱体チームが荒廃の中から健全な精神を培い
わずか・・・年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて 
その原動力となった信頼と愛を余すところなくドラマ化したものである。」
と記している。
自分と同世代の特にテレビ好きの方ならピンとくるかもしれないが
1984~85年に放送されたテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」のオープニング冒頭に流れるナレーションをもじったものである。

ヤンツーさんが札幌の監督に就任して数ヶ月
その人柄を知るにつれ
若いチームを我慢強く育て上げる姿が
「スクール☆ウォーズ」の(山下真司演じる)滝沢監督にダブってしょうがなかった。
そんなこともあっていずれヤンツーさんの元でJ1制覇・・・
そんな夢を見て、まぁほとんど冗談で記したものである。
(2004年のシーズン途中だったような)

ヤンツーさんの退任が決まり
そんな夢(というか冗談)の看板も下げないといけないかなぁと思っていたところの
天皇杯の快進撃だった。
「わずか3年で全国優勝」も夢ではないところまで
本当にたどり着いたのだが・・・。

ヤンツーさんのその頑固ぶりに不満を感じることもあった。
けど、足踏みは緩やかながら確実にチームの成長を感じられる3年間
そんな感じだった。
(それもこの天皇杯があったおかげ。鳥栖戦で終わっていたらどう感じていたのだろう。)
ヤンツーサッカーを3年間見れたことは実に幸せだった。

この3年間が真の意味で間違いでなかったと思えるように
ヤンツーさんが築いた礎が
三浦さんのテイストを加えることで昇華し
J1昇格という結果を残す。
そうなるように、ヤンツーさん同様に三浦さんにも最大の信頼をもって
応援するつもりである。


post by わたらせばし

22:33

コメント(4)

やはり、逆境を乗り越えるからこそ奇跡なわけで。

2006年12月28日

新潟戦、甲府戦と違って
今回は留守番となり、できることは現地に念を送ることくらい。

もはやここまでくると
組み合わせうんぬん関係なく
どこが相手でもめっちゃ強いチームばかり。
そんな中で大塚・征也を欠き
西谷・スナも万全ではない状態で戦う大変厳しい状況。
怪我人も戻ってきてベストの布陣に近いガンバに、手負いのうちが勝つなんて
まさに「奇跡」だけど
どうせ同じ奇跡なら、より厳しい状況で達成するほうが
余計に価値があるって気づいちゃったんですよ!
はい。
(それくらいの心構えが、コンサ隊らしくある)

ってことで、まずは明日の千歳発の飛行機が無事飛ぶことを祈って。
(代表が乗るからまず大丈夫か!)



post by わたらせばし

19:26

コメント(2)

【現地組でした】無事(?)帰宅して・・・。

2006年12月24日

仙台発のフェリーを経て
15時前に帰宅しました。

千歳を過ぎたあたりから凄い吹雪で
運転していた車がスピンしてほんと危なかった・・・。
後続車なく、対向車も相当離れていたんで助かりました。
コンサ隊・花巻組は飛行機の欠航で1日足止めになったみたいですが
フェリー組も最後に大トラブルに巻き込まれるところでした。

昨日の最後のエントリーをちょっと修正。
BSでの録画中継を見る人が「ちらほら」・・・いやいや
放送が始まるころには相当な人だかりでした。
それも船内のテレビのあるとこ、数ヶ所に分かれて!

大塚からのクロスに、惜しい元気のシュートなんか
「あ~~~!」のため息、とか
まるでリアルタイムで見てるように盛り上がってました。

・・・で、昨日の試合
甲府はほんとうまくなりましたねぇ。
J1で戦うってことはこういうことなんだなぁって
甲府の選手が体現しているような感じでした。

ただ、パス回しがうまくなった分
甲府の攻撃に中央突破が多かったのは(ヤンツーさんのコメントにも)鍵だったのかも。
去年までのようにサイドを突かれて
クロスを放り込まれたほうがうち的にはつらかったかもしれませんが。
(バレーがいないってもあるんでしょうが)

浦和、鹿島、G大阪、札幌
タイトルホルダーの中に札幌の名があるのは
違和感ありありですが
「常勝チャンプなんてクソ食らえじゃー」の前田日明的発想で
次のエコパも!

声をかけてくれた八戸のサポ青年も無事帰宅したかなぁ・・・。


post by わたらせばし

16:37

コメント(3)

【現地組】フェリーで即席観戦会

2006年12月23日

歓喜の勝利!
仙台駅地下「きすけ」で牛タン祝勝会!
満員のターミナル行きバス!
…で、フェリーに乗りました。
帰りは普通に仙台発苫小牧行きです。
ラウンジのテレビがBS1になっているので
7時からの録画中継を見るべく
陣取ってます。
同じこと考えてるサポさんもちらほら!



post by watarase

19:00

コメント(0)

【現地組】アウェイの洗礼

2006年12月23日

ユアスタの売店にて。
「がんばれJ1」とは
勝ち上がり8チーム中、うちだけがんばるなってことですか…。



post by watarase

11:30

コメント(2)

【現地組】ダンマク張り完了

2006年12月23日

ユアスタ着いて、ダンマク張りました。
甲府の自由席はまだ開門待ちの列もできてなかったのに
札幌側は普通に長蛇の列です。
チャーター組や仙台フェリー組がまだ到着してないはずなのに!



post by watarase

10:20

コメント(2)

【現地組】仙台で朝ご飯中

2006年12月23日

さすがに道内よりは気持ち暖かいですね。
予定通り、仙台到着です。
仙台駅で朝ご飯中。コーヒーに100円追加でプレートが付いてきました。
実の無いエントリーですいません(笑)



post by watarase

08:50

コメント(2)

【現地組】新幹線・八戸駅

2006年12月23日

八戸駅です。
ここから新幹線で一気に仙台入りです。
八戸駅に来る途中
「サポーターさんですか?」と青年が
(SAPPOROトラックジャンパー着てるから、すぐわかる!)
就職で八戸に来たそうな。
彼もこれからユアスタへ。
各地からのサポーターを乗せて、はやて2号まもなく発車です。



post by watarase

07:00

コメント(0)

【現地組】八戸行きフェリー船内

2006年12月23日

今回は2等寝台利用です。
なかなか船内は快適。
それほど揺れることもありません。
フェリーで入るお風呂ってのもなかなかいいですね。
あと少し訂正。
昨日のエントリーで赤黒い人をみかけないと書きましたが
いました!結構。
レプリカユニで過ごしてる方もいましたし(笑)



post by watarase

04:30

コメント(0)

【現地組】八戸行きフェリー。

2006年12月22日

フェリーに乗るため、ターミナルにいます。
さすがに赤黒い人は見当たりませんね。
フェリー組は直で仙台入りの方が多いでしょうし。

明日は朝4時過ぎに到着です。



post by watarase

20:20

コメント(2)

逆境をこえるからこその奇跡なわけで。

2006年12月21日

2週間前あたりに長年付き合ってきたi-Macがシステムクラッシュ!
電源とかは普通に入るんだけど
日本語入力は無理、いろんな設定すべてふっとび
ソフトもほとんどが使え無い状況に。
大手術でもすれば、回復できるのかもしれないけど
9年くらい使ってきたから、大往生かな。

新生活に向けて新しいパソコンを買おうかなと思っていたのを
察知してたのかなぁっていうようなタイミングでした。
現在はi-tuneを使うためだけに購入した中古のパソコンを
臨時で主戦機として利用している状況です。

でも、困ったのがHP更新。
これまでMacのソフトで作ってきたもんで
急場をしのいで、HTMLを直接いじったりして更新しようと思ったら文字化けするし!
なんとか普通に見れる状況になったとは思うのですが・・・。
(それでもHTMLソース自体が文字化けしてたり。。。)

本格的に更新を再開するのは
新しいパソコンを買ってからになりそうです。

・・・で、本題ですが
フッキ帰っちゃいましたね。
この情報知ったときはアイタタタって感じでしたが
立ち直り早いっすからね、コンサ隊ですし。
これで、試合開始からガツガツフォアチェックし放題(もちろん元気が)
お互い前から潰し合うガチンコ勝負に持ち込むだけじゃーと
息巻いております。

そもそも、J2で中位力を発揮しているようなチームが
最高峰を本気で目指しているんですからね
達成するなんてことは並大抵の奇跡じゃないってわけですよ。

エースストライカーの離脱
普通考えたら、どう考えても厳しいですよ。
でもねぇ、それくらいの逆境を乗り越えるくらいじゃないと
達成できないくらいのレベルの奇跡なんだって
それくらいのところを目指しているんだって
そういうことに気づいちゃったんですよ。
はい。

ってことで、ガクちゃんの引退セレモニー楽しみなわけです。


post by わたらせばし

21:17

コメント(2)

船上のメリークリスマス【ユアスタへはフェリーで。】

2006年12月17日

フクアリでの5回戦を終えるまでは
これ以上勝ち上がっても、決勝・国立までは遠征はしないでおこう・・・と
決めていたんですけどね。
いろいろ心変わりがあって、やっぱり行く事にしました、ユアスタに。
準決勝は今のところ行かないつもりです。(ほんとか?)

飛行機通常便(仙台空港だけでなく花巻空港利用など)
チャーター便(あっという間に満席でしたが)
JR(「北斗星」や「はまなす」など)
フェリー(苫小牧-仙台、ツアーも出ていますね)
などいろんな経路を使ってユアスタに数多くの赤黒い人達が駆けつけるようです。

自分は今回、フェリーを利用する予定です。
しかし、苫小牧ー仙台の太平洋フェリーを往復利用ではありません。
苫小牧発は19時なんですが、フェリーの場合はある程度余裕を持って手続きを済ませる必要があります。
HPで見ると、車を利用しない場合でも
出港の1時間前には手続きを済ませてほしいと。
となると、6時には苫小牧につかないといけないのですが
仕事を切り上げて、この時間までに苫小牧に到着するというのは
なかなか厳しいもので。

土日は休み、だけど平日はそれほど早く切り上げられない
そういう方も多いと思います。
今回は往路は、苫小牧-八戸のシルバーフェリーを利用します。
この場合、苫小牧発は21時15分。
やはり1時間前に手続きを済ませてほしいとのことだったものの
これなら十分に可能な範囲です。

その後は・・・
八戸到着が翌朝の4時15分。
ここから最寄の本八戸駅まではタクシー利用。
およそ15分程度、1700円くらいらしいです。
(同じルートを利用される赤黒い方を見つけたら乗合を頼もうかと思ってたり)
本八戸から朝いち6時16分発の汽車にのって八戸へ。
八戸からは東北新幹線で一気に仙台入りです。
仙台入りは8時14分です。
今回は開門前から並べそうです。

===============================
ちなみに苫小牧に20時につくことも不可能だ!って方は
苫小牧発24時発で八戸9時30分着の便を
利用って手もありかもしれません。
八戸駅(港からタクシーで20分程度)10時05分発の新幹線なら
仙台に11時24分に到着できます。
やや乗り継ぎがギリギリなんで、それほどオススメはできませんが。
===============================

復路は、仙台発の太平洋フェリーを利用するつもりです。
ちなみに交通費は2等の雑魚寝なら20000円くらいになると思います。
フェリーはインターネット割引とかもありますんで。
(往復、八戸経由のサポバスツアーを計画されているサポさんもおられますね)

仙台-苫小牧の太平洋フェリーは
設備は素晴らしいみたいで、楽しみです。
往路以上に、赤黒い人に占められた船内になることでしょうね。
歓喜に満ち溢れた船内になればいいなぁと思いつつ。
そういえば、試合の翌日はクリスマスイブ。
船内で迎えるんだなぁと
このエントリーのタイトルを同行者が考えました(うまいなぁ・笑)

札幌サポがいいクリスマスを迎えられるために
札幌の勝利を1番に祈り
あまりフェリーが揺れない事を2番目に祈っておきます。


post by わたらせばし

20:54

コメント(2)

現地組でした。120分+αのフクアリ劇場第2章(主役・優也)

2006年12月10日

最終便で千歳に戻って
11時過ぎに帰宅。
録画しておいた試合中継を得点シーンとPK戦だけ見て
ス-パーサッカーで入れ替え戦の様子を見て
(壮絶な試合でした)
そして1時前に就寝。
今日はさすがに惰眠をむさぼりました。

フクダ電子アリーナ。
工場群が立ち並ぶ中に立つそのスタジアムは
必要最小限の設備で作られたこともあってか
外から見ると意外とこじんまりに見えました。


楽しみにしてたナン&カレーは
注文を待つ長蛇の列がすごくてあきらめました。
変わりに「なか卯」の牛丼で空腹をおさめ。
(スチロールの容器が、昔よく食べた京都競馬場の吉牛を思い出します。)

コンササポとアルビサポの人数はどっこいどっこいか。
(サルトしてる人数はアルビサポが圧倒)
でも試合が経過しているうちに
声量はコンササポが上回ったんじゃないでしょうか?

PK戦。
コンサの選手があんなに頼もしく思えたことはありませんでした。
PKを決めるたびに、選手がゴール裏にこぶしで答えてくれて。

芳賀はPKを決めた後、メインスタジアムにガッツポーズ。
メインスタジアムで観戦していたジェフの選手数人も両手を上げて答えてましたね。
2点目を掻っ攫われた矢野気象のPKを優也がとめて勝つなんて
ちょっとできすぎなシナリオでしたが。(笑)
どちらの選手もミスをしない展開。
流れを変えるかと思われたアウェイ側への場所移動でも7人目まで互いに成功。
(メンタル的にう~ん・・・な和波が、場所変え直後の最初のキッカーでしたが、
良くぞ落ち着いて決めました。隠れたキーポイントだったのかも)
もうこうなったら、自分の中だけでも流れを変えようと
矢野起床のPKのシーンだけ、目をつぶったんですよ。
周りの爆発する歓声で、わかりました。勝ったと。
わずかに時を遅れて、自分も歓声を上げました!



post by わたらせばし

17:40

コメント(0)

現地組・優也!林!

2006年12月09日

気合いいれていけよ!



post by watarase

12:30

コメント(0)

現地組・今、浜松町

2006年12月09日

千歳にて、飛行機に乗るタラップにコンサの選手の写真がいっぱい!
地上係員さんもレプリカ着用で、JAL様気合い入ってます。

飛行機もあきらかに赤黒い人達に占領されてるし(笑)


post by watarase

10:00

コメント(0)

今日は現地組

2006年12月09日

飛行機のこと考えたら
あと1時間は寝てていいんだけど
なんでしょうねぇ。

子供の遠足じゃあるまいし、
なんだかこういう無駄な早起きが多くなってしまった。(試合の日限定)

いやー、楽しみ楽しみ。
サッカー専用スタジアムっていうだけで楽しみだし。
フクアリグルメも楽しみだ!
ナン&カレーでいくかな。
(ソーセージ盛りが今日無いのは残念)

試合後は、サッカーミュージアムにでも足を伸ばすかな。
東京駅での乗り換えが心配だけど。
(噂の京葉線ホームの遠さも!)

今日の道新朝刊、
新千歳空港で昨日、羽田行きの飛行機に乗るコンサの選手監督達のために
JAL様からの壮行セレモニーが行われたって、写真入りの記事。
せっかくなんだからもっとちゃんと並べよ。って言いたくなるような写真。
でもありがたいねぇ。
スナの目が死んでるが、他チームからのオファーで気もそぞろかw

ひさびさの関東での観戦だけど(あっエルゴラも買わな)、もちろんゴール裏では気合入れていくよ!
アウェイ(今日は諸事情?でホーム扱いだけど)のゴール裏は
自然と気合が乗ってくる雰囲気なんで大好きです。

なにがあろうと、コンササポなんじゃー!&それを楽しむぞい!な
コンサ隊精神をまさに実践してるわたらせばしでした。
(遠征中の携帯投稿もしたいな)


post by わたらせばし

04:39

コメント(0)