幸せを感じるのは勝利のホイッスルを聞いてからで遅くはない

2011年09月25日

3位徳島との上位直接対決はスコアレスドロー。
ここで徳島を叩いておけばだいぶ楽になっていたのだが
なかなかそう簡単にはいけるものではないなと。

こちらは中2日、徳島は中4日と日程的なシビアさも
如実に表れた試合だったように見えた。

最近の札幌の攻撃の生命線ともいえる
縦への早さにいつもの鋭さがやはり影をひそめていた。

終盤のスナの惜しいシュートも
コンディションが良ければ、シュートスピードでGKの股下を押し切っていたのかもしれない。


「暫定首位」という立場、
(自分では「隠れ2位」と呼んでいるが)
まもなく10月を迎えようかという時期に
昇格争いの真っただ中に身を置いていること、
ドールズジュニアの子達が持つ「席詰めにご協力を」のバナー
こんなバナーが出せるのもアウェイ側のSBまでがしっかり埋まっているような
見た目ぎっしりの観客席だからこそ、
そんな事実に正直幸せを感じている試合前だった。

ただ、あくまでも目の前の相手を倒し続けないと
すぐにその事実も危うくなるのも今の現実。

厚別の空気に相手を飲み込んでやるという気迫が
わずかに栃木戦よりも薄かったから勝てなかったのかなとも思えなくもない。

幸せを感じるのは勝利のホイッスルを聞いてからで遅くはないはずだ。


今日は宮の沢でハーフタイムパーティー。

厳しい戦いの渦中に行われるこのタイミングは
ジャイキリのカレーパーティーを思わせる。

選手やフロント、地元の人達が一緒にカレーを食べる姿に
「クラブに関わる沢山の人達が同じ方向を向いて同じ気持ちで戦うこと」で
さらにチームは強くなると達海は語っている。

選手達は身体的にしんどいだろうけど
さらにチームが一体となれる、そんな一日になるといいなと思います。


post by わたらせばし

05:48

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