2013年08月17日
試合開始の前に選手を先導してまず最初に入ってくる、黄色いフェアプレーフラッグ。それを持つのがフェアプレーフラッグベアラー。8月11日の横浜FC戦、初めてフェアプレーフラッグベアラーという大役を務めさせてもらった、そんな貴重な体験をせっかくなんでここに記録したいと思います。 この日はゆかたまつりと銘打ち、ゆかたを着て来場した人にフェアプレーフラッグベアラーと選手とハイタッチが抽選でできるという企画になってました。というか、ゆかたまつりのような企画は積極的に乗っかっていこうというのが自分のタチなんで、ベアラーの抽選とか関係なくゆかたを着たというのが本音で・・・。当たったらラッキーやな位で。 まぁ、ゆかたを着たってことはゆかたを一着持っているということですが、これはもともと以前厚別で同様のゆかたデー的な企画があって、そのためにネットとかで購入したもので、これまで3,4回着ているがすべて厚別でしか着たことがないというw ダンマクの事前搬入もあり、自宅からゆかたは着ていかず、Tシャツに短パンというこのうえないラフな格好(娘は自宅から甚平姿)。事前搬入を終えてから厚別のトイレで着替えました。帯もマジックテープが付いたものといういたって着やすいタイプだからできるこの作戦。 1時の先行入場後、1時30分から抽選ということで、1ゲート入口そばへ。 エスコートキッズはじめ、こういう抽選はいろんなパターンがありますが今回は箱の中に入ってるピンポン玉を引いて、それがオレンジなら当選というパターン。フラッグベアラーとハイタッチ、別々の抽選ということで自分はフラッグベアラー、娘は奥さんに連れられてハイタッチの列へ。フラッグベアラーの列には15人くらいが並んでいたかな。係の人の話によると5個が白玉、2個がオレンジ。つまり2/7の確率で当選。 自分の番が回ってきて、そいやぁー!と引いたら、これが運よくオレンジボール。もし外れても、また列の最後尾に回るつもりだったが(一応ルール上はOKでした)その必要はありませんでした。選手とハイタッチのほうでは、娘が引く順番。どう見ても、箱の中をのぞきながら引いてるようにしか見えませんでしたがw、まぁお子ちゃんはOKってことでしょうね。 6人のフラッグベアラー当選者が決まるとさっそく関係者入口からバックヤードへ。ここへは、以前娘がエスコートキッズに当選した際や、08年に奥さんが後援会デーの企画でキックインを行った時に入ったことはあるんで3度目。位置的にはSS席の真下になりますね、普段は関係者や選手のみが使う本来の厚別公園競技場の正門を入ってすぐのエントランスに通されました。報道陣や特別な招待客さんなどの受付もここにありました。 早速、そこでまずは簡単な説明をHFCの女性の方に受けます。男性が自分含め2名、女性が大人2名、女の子が2名と抽選の割にはバランスがいい構成になったので、男性が入場の際の先頭のようにフォーメーションもそこで決めてもらいました。以前使ったであろうフェアプレー(キリノやダニィのサインがありましたから!)で持ち方や歩き方、見せ方などのレクチャーをうけたりします。とにかく、フラッグはしっかり持つことは強く言われます。厚別特有の強風で持って行かれたりすることを防ぐためです。選手入場の際に、飛んで行ったりしたらシャレになりませんしね。センターラインにフラッグの真ん中をあわせて、真正面をしっかり見て、センターサークル手前でストップして内回りに振りかえって、とにかくいろんな指示があったような。まぁそうです。それだけ大事な役目ですから。 一通り、レクチャーを終えると、ドールズパフォーマンスを身近に見た後、実際にピッチで練習です(この日はご当地アイドル・フルーティーのパフォーマンスもあり、あまり時間はなかった模様)。ピッチに出ると、やはり圧倒感ありますね。いくらすり鉢状の客席でも迫ってくるような感覚。ゴール裏のチャントの迫力、やはりピッチ上の選手に伝わるものは絶対にあるなぁと。 ゆかたでピッチに入る際、足元はどうするの?と事前に気になっていたのですが(それもあって、サンダル履きにしてたんですが)、下駄っぽいのを履いていた女性もそのままでOKでした。(最初は別の靴に履きかえるとかの話もあったんですが) その後は本番までけっこうフリー。ピッチ練習も近くで見させてもらいました。すぐそばでは野々村社長と横浜・山口監督が談笑してたり。キングカズは遠目で練習していたのか、確認できず残念。そういや、明らかに日本人じゃなくて東南アジアの感じのカメラクルーもいましたね。ベトナムから来られたんでしょう。 すると、フラッグベアラーの6人も選手とハイタッチのほうに合流。娘も同じく当選していたゆっきぃさんに連れられて来ていました(奥さんは普通の格好だったんでちょっとち遠目のとこまでしか入れなかったもんで)。ピッチ練習に向かう選手たちとハイタッチ、全員に「がんばって」と声をかけます。選手たちはちゃんと一人一人の目を見てハイタッチしてくれましたね。これって些細なことに見えて、結構大事なことですよね。ののさんの指導とか入ってるのかな。 ハイタッチも終えると、特別に選手控室に入れてもらえることになりました。ちょっとびっくり。ドームや宮の沢のは入ったことがあったんだけど、厚別は初めて。ドームや宮の沢のように選手別にロッカーがあるのかなと思ったら、まるで高校の部活の部室のように、長椅子が部屋を囲むようにおいてあるだけで、その長椅子の上に着替え用のユニが置いてありました。当然、ホワイトボードには横浜FC対策などが書いてあって、フォーメーションを示す図やわかりやすくシンプルなフレーズだけが書かれた注意点とかいろいろ。部屋の真ん中にある机にはバナナやテーピング用のテープとかの他に、ベビーオイルや「虫さされに」でお馴染みのキンカンが置いてあったw 対応してくれた斉藤俊さんにJ2の他のスタジアムの事情とか聞いたんだけど、どこも改修とか行っててその際に選手の意向とかもだいぶ考慮に入ってるらしく、反面厚別は広さ的にも設備的にもしんどいとのこと。正直プロスポーツやるとこの設備としては貧弱すぎるなって印象だった。これで使用料金が他のスタジアムよりべらぼーに高いんだからぼったくりのような気もするんだが、どうでしょ札幌市さん?(ドームが高いのははまだしゃーない)そういや、マッチデープログラムも置いてあったなぁ。選手とかも見るのね。今日の表紙は俺かぁ、とか。あと、この控室はホーム側SA席の真下なんで、ハーフタイム中に大声でやじったりしてると控室にいる選手に確実に聞こえます! 一通り、見学を終えると再びエントランスのほうへ。入場の時間が近づくにつれ、ボールパーソンの少年たち、審判団、エスコートキッズを務める子供たち、そして選手たちが集まってきます。高まる緊張感。 本番で使うフェアプレーが自分たちの手に渡ります。キャプテン以外の今日メンバー入りした選手たち全員のサインが事前に入ってます。両キャプテンは入場直前にサインを入れます(これはよくスカパーの中継で見ますよね)。 スタジアムに恒例のMOON OVER THE CASTLEが流れ始めると、係員の人から合図がかかりピッチに入場します。ゆかたなんで、正直大きくは歩きづらいんですが、とにかくまっすぐ見るのを心掛けて歩きます。センターサークル手前で振り返って。あんまり周りを見る余裕もなかったですね。 なんか緊張したまま、大役を終えてエントランスに戻りました。いざやってみると、あっという間だったような。そして、ここで解散。 いそいでゴール裏に戻りました。もちろんゆかた姿でサルトしましたよ。 貴重な経験させてもらいました。普段は見ることのできない厚別の姿が見れて楽しかったですね。ちなみに残念なことにスカパーにはその姿はほとんど抜かれることはありませんでしたwただ、後姿ながらJ,s GOALには掲載されてました。 http://www.jsgoal.jp/photo/00118400/00118454.html
プロフィール
京都生まれの長崎育ち。宮崎-滋賀と経由して転勤で北海道に。空知管内在住。03年の開幕戦(ドーム・横浜FC戦)が初観戦、わたらせばしです(CNNコンサ隊・隊員番号21番)。嫁・ぴんちゃん、娘・にぃにぃ共々よろしく~。 最近はツイッターにも手を出し始め、アカウント「wataraseconsa」でつぶやいたりもしています。
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