空席が目立つのは、寒いからじゃないんだ!

2010年02月07日

昨日の東アジア選手権・中国戦を見ていて
考えていたことは
日本サッカーを取り巻くこのご時世に
「開局50周年記念番組」と銘打って、ゴールデンタイムで生中継4連戦という
冒険的なシフトを組んだフジテレビのスポーツ班や上層部は
ベネズエラ戦・中国戦の結果を見てほんとご立腹だろうなと。

当面、フジテレビでゴールデンタイムの代表戦を
(ワールドカップは除いても)
見ることは無いのかもしれないと。

我が国のサッカーに関するすべての根幹を担う日本代表
ベネズエラ戦、中国戦を見ていて
行く先の不安を感じるのは杞憂ではないと思うのだが。

中国戦で特に感じたのは
いろんな意味で代表のサッカーは「大人」やなぁと。
0-0での局面で、最終盤を迎えても
強引にでもゴールを狙う意欲が感じられない。
大人だから取り乱すことがない。
勝利が大命題の試合でのあの局面でもいたって淡々と。大人だから。

札幌のほうがよっぽどそういう意欲が感じられると思えた。
ホームゲームで、同点の局面での終盤
懸命にボールを相手陣につなぎクロスボールをゴール前へ。
まぁ、これがことごとく得点につながらなかったのが去年だったのだが。
(というかバランスを崩して、カウンターでロスタイムに失点してしまうこと多数)

とはいえ、まだどうにかせねばという思いが
札幌のサッカーのほうに感じされる
代表のサッカーが逆に気づかせてくれたような気もした。
まぁすべては印象の上での話だが。

そして同じ日にグアムで行われた柏との練習試合。
柏のオフィシャルサイト、札幌の携帯サイト、スポーツ新聞の記事
トータルで感じる印象は、やはりチーム力の差はあるなということ。
やはり昇格候補1番手か。
とはいえ、まだ1次キャンプ中。
力の差を認識するのもまだそれも意義のあること。
幸い、チームの構築には時間はある。

リーグ戦で3位以内に入るためのチームを構築する上で
今、ここで柏に負けることが糧になれば
なんの問題もないわけで。

相手が一気にレベルアップする本番を前にしている代表とは訳が違う。

とはいえ、グアムキャンプも明後日までか。

あとそうそう、ベネズエラ戦、中国戦で客席に空きが目立ったのは
寒さのせいではありません。
試合のカードに魅力がないだけです。
代表のサッカーに見に行きたいと思わせる魅力がないだけです。
理屈的言えばそうなるんですよね、会長?
「観客は季節や温度ではなく対戦カードで観戦を決める」


post by わたらせばし

19:24

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする