有馬でありゃま(ベタ)

2005年12月26日

12月25日
今日は有馬記念だ。昨日のうちに愛読紙、○―ビーニュースも買ってある。電話投票の口座にも入金は済んでいる。ぬかりは無い。


午後2時
新聞に、いつもの黒ペンで書き込みをする。
「ああ、今日は本命サイドだな。ディープが負けるとすれば、ハーツクライの末足がハマったときくらいか。まあ、どっちにしろディープが勝つんだろうけど・・・。」
「今年最後だしな。配当が高く付くほうでいいだろう。購入金額は少なくていいな。」
と、競馬歴は長いくせに、当たったことが一度も無い3連単で予想をする。
続けて、ほかのレースを予想する。
「ああ、眠い・・・。」
風邪薬のせいか、それとも一年の疲れのせいか、このところとても眠い。
いつの間にかウトウトしてしまった。

午後3時
目を覚ました私は、
「有馬、買わなきゃ。」
の、ひと言を残してPCのある2階へ上がったらしい。“らしい”と言うのはそのときのことを良く覚えていないからで、後で妻に聞いた話だからである。だが、私の向かった先は寝室のベッドの上であった。
妻は有馬記念の発送直前、惰眠を貪る私の元に来て、
「買わなくていいの?」
と言ったらしいのだが、当の本人は全く要領を得ず、訳の分からないことをぶつぶつ言っていたようである。

午後6時15分
おもむろに階下へと下りた私は妻に、
「有馬は?ディープ勝ったの?」
妻は、
「うーん、何だかパパの言ってたの、当たってたみたい・・・。」

・・・。

orzorzorz

新聞には、黒ペンの大きな文字で“10-6-14 50,000円 500円”と書き込まれている。15万だ。おもいっきりぬかった。

「○ォシュレット買えたのにねぇ。」
と妻。大泉洋氏と同じ病にかかっている私は外仕事が多く、足元から冷え込むこの時期は結構つらいのだ。
「ああ、そうだね・・・。」
まだ昼寝から覚醒していない私は、力なく微笑むしかなかった。


post by arroz

01:18

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