私は、Ｕ－１８に所属する三上陽輔のユースの試合を厚別で観戦した、と記憶している。と言うのは、彼は２種登録でトップチームの試合に出場していたため、観戦の記録などを取らない＆記憶力にも自信のない私にはそれを混同している可能性があるので。

以前このブログに書いたのか、ツイッターに書いたのか、はたまた書こうと思って書いていなかったかは定かではないが、彼のプレーを見てこう思った。『コンサドーレのＦＷはこいつがいれば１０年は安泰だ』それほどに存在感のある、能力の高い選手だと感じていた。

トップチームに昇格してからの彼は、そんなに目立った成績を残したとはいえないかもしれない。しかし、チームになくてはならない選手だと、そしてもっともっと見てみたい選手だと、そう思っていた。

チーム事情というものもあることは十分承知した上ではあるが、今回契約満了となってしまったことは正直残念である。オフィシャルの彼のコメントにもあるように、一回りも二回りも大きくなった彼とまた一緒に戦える日が来ることを心待ちにしながらも、我々を含め残った者たちは、本意ではなく札幌を出て成長した彼らにぜひ戻りたいと思わせるだけの、今よりもっともっと魅力のあるチームを作っていかなければいけないのだと、そう思った。