信じているから

2006年06月07日

皆さんお久しぶりっす。
これから仕事がもっと忙しくなると、ますます更新ペースが落ちそうなブログへようこそ。
私がボケーっとしている間に『辞めるんじゃねぇか?』とか、『辞めない』とか、『辞めさせない』とか、脂っこい話がでていたようで。

仮に、だ。
監督を交代して、どうなるのだろう。
柳下監督以上に優秀な、5段階計画を順調に進められる監督を招聘するのだろうか?(いるのか?)
それとも・・・。


 新しい監督が来ました。
 その監督は、クラブのフロントからこう言われました。
 「サポーターは勝ちに飢えています。内容はいいからとにかく勝てるサッカーを。」
 「ポゼッションにはこだわらない。前に力のある外国人をふたり連れて来ました
 (もちろん、高いからレンタル)。ボール奪ったらすぐ預ければなんとかなります。」

 圧倒的な攻撃力(ふたりの外国人の)でチームはJ1に昇格しました。
 ふたりの外国人は、
 「J1ナラソレナリノ報酬ガ必要デス。」
 と言いました。
 レンタル元は
 「完全移籍ニハコレダケノオ金ガ必要デス。」
 と言いました。

 J1に上がったこのチームにはお金がありません。
 ふたりの外国人を引き止められず、補強もままならなかったチームの、
 軸のないサッカーではJ1を勝ち抜くことはできません。
 そのうち監督にもさじを投げられ、J2への降格が決定してしまいました。
 【ふりだしにもどる】

 やだな、そんなの。


正直に言います。
柳下監督のサッカーは基本的に好きです。とてもアグレッシヴで面白いと思います。
(arroz注:すみません。次の大事な一文抜けてましたので足しときます。ホントごめんなさいm(_ _)m)
でも、ポゼッションが全てではないとも思っています。
サイドから丹念に崩すサッカーができるようになれば、速い攻撃が生きてくるでしょう。
速い攻撃あるよ、あるよ、と見せておいてポゼッションして攻めるのと、ゆっくりした攻撃しかできないのは違うよね?
試合中、そのあたりは上手く使い分けてもらえればいいと思っています。

5段階計画、その最終段階には、
『J1で安定して戦えるチーム力の完成』
この2年半、クラブは、選手・スタッフは、サポーターはこれに向かってがんばってきたはず。
柳下さんは昇格することだけのために呼ばれた監督じゃない。選手とチームを成長させることは非常に重要な役割であるはずだ。
『もうこれ以上彼の指導では選手とチームが伸びない』というのならば、監督交替も無くはないだろう。もしくは育成、チーム力の向上、試合での采配等すべての面で柳下監督を上回る人物が柳下監督と同等の報酬で来てくれるというのならまた違った話にもなろう。
柳下さんの下での2年半、私たちが信じてきたものはゆっくりと、少しづつその形を成してきている。柳下監督の下で、コンサドーレにいる選手はまだまだ上手くなれる、コンサドーレというチームはこれからもっともっと強いチームになれると信じている。
信じているから、できることを、やろう。


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