日光アイスバックスがプレーオフ決勝へ

2012年03月13日

連投です。昨日(月曜日)の夕方、朝に読みそこなった朝刊(道新)をチラッと見ましてね、思わず(小さく)ガッツポーズしちゃいました。記事のほうは下野新聞のコチラから。


『下野新聞』なんてほっかいどーの人にはどこの新聞だか分かんないだろーなー。てゆーか、そもそも『下野』を『しもつけ』って読めないんだろーなー。と勝手にぼやく下野国(しもつけのくに)=栃木県出身のあたし。
ちなみに群馬県は上野国(こうずけのくに)でして、両者の境界線は今と微妙に違うようですが、概ねそんなところで。両県は昔は『毛野国(けのくに)』とか『毛州(もうしゅう)』とか呼ばれていたようでして、『上毛野国』&『下毛野国』なんていう風にね。『両毛線』ってご存知でしょうか?埼玉県のちょっとばかし北を東西に走るJR東日本の路線なんですけど、群馬県前橋市から栃木県小山市に至るということで、『上毛』と『下毛』の『両毛』ですねん。

『しもつけ』の『つ』は格助詞で現代の『の』と同様の意味であると思われますが、『しもつけ』自体は、今これを読まれているあなたが想像している毛とはたぶん違うと思います(笑)
その後、国名を2文字にする際に『毛』を取ってそれぞれ『上野国』&『下野国』となりますが、読み方は変わらなかったようでございます。毛が取れたあともヅラは被らず(なんじゃそりゃ)群馬のことは『上毛(じょうもう)』って呼ぶんですよ、上毛新聞とか、上毛電気鉄道とか。

しかし、群馬の『上毛』に対して栃木のことを『下毛』っていう人はいないんですよね、おそらく言葉から受ける印象の問題なんでしょうけど。じゃあ、なんて言うかというと『野州(やしゅう)』、これじゃないかと。東武鉄道宇都宮線の栃木市に『野州大塚(やしゅうおおつか)』、『野州平川(やしゅうひらかわ)』、同じく伊勢崎線の栃木県足利市には『野州山辺(やしゅうやまべ)』という駅があります。群馬は『上州(じょうしゅう)』という呼び方も健在ですね。これは皆さんも知ってるでしょ、【上州名物カカア殿下とからっ風】なんてね。でも栃木は『下州』とも言わないんだなぁ。


さてさて、余計な話(栃木県を北海道のみなさんに知っていただくプロジェクト(真面目))が長くなってしまいましたね。
バックスですよ。俺の古河電工アイスホッケー部(誰のだって?)がプレーオフファイナル進出ですってよ(驚)。HC栃木日光アイスバックスは、1月末にエントリーした当時のまま、3位でリーグ戦を終えることができました。
レギュラーリーグ3位のバックスはプレーオフセミファイナルで、昨年、一昨年とアジアリーグを連覇しているレギュラーリーグ2位のアニャンハルラと対戦。3戦先勝のプレーオフセミファイナル(ファイナルも)は、リーグ戦上位チームのホームで3戦し、その後リーグ戦下位チームのホームで2戦が行われました。

プレーオフセミファイナルの初戦、2戦目をアウェイで落としたバックスは、崖っぷちの3戦目を接戦で制し、ホーム日光へ帰ってきました。ホームで多くのファン・サポーターの声援を背に受けたバックスは第4戦、リーグ屈指の攻撃力を誇るアニャンハルラの39本もの枠内シュートを防ぎきり、3-0の完封勝ちを収め、対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込みます。
そして11日の日曜日に行われた第5戦、勢いに乗るバックスは2ピリオドを終えて4-1とリードしますが、そこはハルラの攻撃力、最終第3ピリオドになると嵩にかかってバックスを攻め立てます。この3ピリの枠内シュート数は、バックス≪1≫ハルラ≪14≫と、それだけを見てもどんな猛攻だったかが分かるような気がします。しかし、バックスGK#44福藤豊をはじめ全員が一丸となった守備でハルラの反撃を2点に抑え、4-3のスコアで勝利しました!やったね♪

この結果、プレーオフセミファイナルを3勝2敗で制したバックスさんは、レギュラーリーグ1位、プレーオフセミファイナルでは日本製紙クレインズを3戦計12-2のスコアで退けた王子製紙イーグルスと対戦します。プレーオフファイナルは、今週末の17・18日と祝日の20日は苫小牧白鳥アイスアリーナ、来週末の24・25日は日光霧降アイスアリーナで行われます。

クラブ史上初のアジアリーグチャンピオンへ向けて、がんばれ、HC栃木日光アイスバックス!
苫小牧まで見に行きてぇ~!


post by arroz

20:49

スポーツ コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする