2011年07月14日
地上波の放送があるということで、昨夜はテレビと録画を仕掛けて早めに休みました。が、目覚めたら4時少し前、あらあら、テレビに視聴予約入れても電源は入らないのね、トホホ。仕方がないのでVTR追っかけ時々早回し再生で、試合終了時には何とかほぼリアルタイムで歓喜の時を迎えることができた、といった具合のarrozです。少し眠いです。 はじめのうちは澤さんが澤さんらしくなくて、ちょっとヤバいと思いましたが、徐々に“らしく”なってきて良かったです。 いやー、みんな頑張ってましたねぇ。よく走ってました。 この試合もそうですが、ノルディーアの試合なんかも見てて思うのは、女子サッカーって、ゲームが止まらないように思うんですよね。 なぜかっていうと、ファウルが少ない。で、ゲームが止まらない分男子より走りっぱなしで、実はハードなんじゃないかと。男子のゲームはしばしばこま切れのゲームになりますよね、女子にはそーゆーことがあまりないように思います。これはキツイっすよ。 なでしこジャパンのサッカーは、人もボールも動くパスサッカーです。これは、欧米の体格の良い選手を要するチームを相手に戦う上では、必然的にパスサッカーを選択するしかなかった為だと思います。 逆に言えば、これしか選択のしようがない状況であることが、このサッカースタイルを継続して追求することとなり、身に付けるチカラとなったのではないか、とも感じたわけですが。 話は変わりますが、試合中、実況アナが「ベテランの安藤」という言葉を発したのを聴きまして、ちょっとびっくりしました。そうですか、現チームでは山郷さん、澤さんに続く3番目のお姉さんですか、私も年をとるはずですねぇ(遠い目)。 安藤梢選手が初代表入りしたのは1999年、高校2年の時です。 同郷の、県でいちばんの進学校(女子高:栃木県の男女トップの高校は共学ではない)に通う文武両道の女子サッカー選手“あんちゃん”は、従姉妹の後輩にあたることや(従姉妹はサッカー部ではなかったようだが)、私自身も高校生の時好きだった子が同校に通っていて、学園祭の時に会いに行ったけど、諸般の事情でw思いを伝えられずに終わったりしたことから(何じゃそりゃ)、代表入り以来ずっと注目していたわけです。 L・リーグのさいたま入りして以来、『L』や『なでしこ』では得点王(女王?w)やベストイレブン、MVPという形で結果を残すものの、代表では期待するほどの目立った活躍はできていない印象があります。本来の攻撃的な位置からサイドバックにコンバートされた時期もありました。 そりゃ、私が彼女に期待するものはものすごくでっかいわけですから(笑)、そう簡単に満足できないのも致し方ないのかもしれません(正直に言えば、常に澤さん以上に活躍してほしいと思ってますけどw)。 んなわけで、“あんちゃん”がんばれ目線で試合を見ていた私が、あんちゃんのプレーをどう見たか、ですが。 1点目、大野の頑張り→宮間の左からのクロスに対してファーからニアに斜めに走り込み、相手DFとキーパーを引き付け、川澄の前にスペースを作ってキーパーの対応を遅らせることになりました。宮間は最初から川澄に合わせるつもりでしたね。 2点目、宮間のシュートのこぼれ球を拾った鮫島のクロスに対し、きっちりと競り合ってゴール前で『こぼれ球』という状況を作りました。もちろん、ちゃんとそこにいる澤さんもすごいですけど。 3点目、左サイドハーフウェーライン付近でボールを受けた宮間は素早く相手DFの裏を狙います。相手DFの背後を取った安藤は、このボールに対して相手GKと競り合う形となったことで、相手GKに十分なクリアをさせずにゴールに繋がりました。川澄の落ち着いたシュートは褒められて当然です。 最後まで運動量も落ちずに(これみんなそうですがw)下がって受けたり、裏を狙ったりと、いい仕事してましたね。 ということで、私的MVPは、待望のゴールは見られませんでしたが、結果的に3得点の全てを演出したと言っていいでしょう“あんちゃん”となりました、わはは。異論は受け付けませんので、よろしくおながいいたしまつ。 今のチームなら米国、いや、世界中にひと泡吹かせるチャンスは十分にあると思います。自分を信じて、仲間を信じて闘いましょう。私もテレビの前で共に闘うつもりです(起きられたらw←ダメじゃん、すでに)。 頂点目指して、頑張れ、なでしこジャパン!
プロフィール
他界寸前の元サポ、今はただのファンかもね。納得いかないときは推さない傾向、そんなわけで今年はテレビ応援&家族の送迎係。俺にとってのセルジオ越後氏はアイスホッケーの人。千葉ロッテマリーンズ今年の目標はやっぱり“下克上”。ほれ、簡単にしてみたよw
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