GKのミスによるゴール

2005年11月25日

やっと気分が落ち着いてきて、一昨日のヴァンフォーレ甲府戦のビデオを85分過ぎからだけ見た。なんか違うんだよなあ、現場で見てたのはこれだったのかなあ、と、テレビで見ると全然印象が違うのは毎度のこと(例:2002年の降格が決まった試合のVゴールは、現場では佐藤洋平の脇をころころとボールが転がったように見えたのだが、あとでビデオで見たら全然そんなことはなく、普通のシュートだった)。

林卓人のパントキックが池内友彦の背中に当たって無人のゴール前にこぼれた甲府の4点目(文字の記録にすると「89分 9須藤大輔(甲府)/中央 相手GK ↑ 相手DF こぼれ球 9 ~ 右足S」となる)は、確かに非常に珍しいプレーではあるが、これに似たものは、札幌ドームのオープンアリーナで行われた今年のサテライトリーグであったので、けっこう多くの人が目にしているのではないかと思う。

6月12日のジェフユナイテッド市原・千葉戦で、記録でいうと「64分 石井謙伍(札幌)/相手GK クリア 25 ヘディングS」と表記される、この日の札幌の2点目がそう。これ、ヘディングシュートというよりも、相手GKのキックがたまたま石井に当たった、という感じだったような気がする(なんかあの日はけっこう寒くて見るほうも集中力なくなっちゃったんだよなあ…相手の選手は早々と一人減っちゃうし)。

コンサドーレ札幌のゴールキーパーの凡ミスによる失点、ということになると、すぐに思い出されるのは1997年JFL第23節・本田技研戦のマルクスのゴール(このマルクスは、いま川崎フロンターレにいるマルクスであります)。記録の表記は「前半21分 本田技研 マルクス/中央 相手GK マルクス カット 右足S」となっているのだが、これ、何が起きたのか、かなり想像力をたくましくしないと思い浮かべられない。

正解は、札幌GK(森敦彦)が手で持っていたボールを、後ろからするすると寄ってきたマルクスが身を屈めて頭で地面に落とし、ゴールに蹴り込んだ-という次第。この試合、97年シーズンでは珍しい90分での負けであったことに加え、決勝ゴールの得点者が翌年には札幌に加わることになる村主博正だったこともあって、今でもときどき話題にする人がいる(のは僕の周囲だけか)。

川崎フロンターレ戦@豪雨の等々力(2つ目の4v-3)で「あつひこ!」と呼ばれていてなんか妙だった森敦彦(まもーれもーり<これはフリエバージョン)の話は、またいずれ(ディドが富樫と激突した場面は、僕は目の前で見てまして-何を隠そう、あれが初めての厚別なのでありました)。

とかなんとか一昨日の試合を引きずってるうちに、明日はもう次の試合ですか。選手はホントに大変だなあ(さすがに今回は僕は行きませんです)。



post by issey11

22:35

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