2008年03月30日
14時開始だったら雨に打たれることもなかったのに。 今日は雨でメモを取ることができないどころか、日立台を堪能できるピッチすぐそばの席だったから反対側のタッチラインすら見えないし、ましてや反対側のゴールなんて何が起きてるのかさっぱりわからんし(とはいえ、最初の失点は「またファーサイドか!」とすぐにわかったが)、おまけに途中からはメガネについた水滴で前がよく見えなくなってきて、さらには気温が下がってきて体が冷えてきて(靴の中に水が入ってきていたのは試合が終わるまで気づかなかった)、試合展開を目で追うのが精一杯だった。 柏は、10日前のナビスコでは縦に攻め急ぐことが多かったのに、今日は両サイドを目いっぱい使って、片方のサイドに両チームの選手が集まってくると逆サイドのスペースに散らすといった攻め方をしてきた。ナビスコのときとはメンバーも、選手の並びも異なるので、単純比較はできないものの、前半の半ばからコンサがほとんどボールを取れなくなったときには、これはいくらなんでも最後まで持たないだろう、これだけ揺さぶられたら最後には足が止まるだろうと思っていた。 しかし、実際には、先に足が止まったのは、柏だった。前半、得点するまでの間、あれほど攻め続けられながら無失点でしのげたのが大きかったにしても、柏が選手交代後にむしろバランスを崩してしまったようにみえたのは不思議だった。今日は、俯瞰ではなく、ボールの音が聞こえてくるほどのピッチサイドで見ていたから、どうしてそういうことになったのかは、よくわからないのだが。 クライトンからダイゴの決勝ゴールは、反対側のゴールだったのでよく見えなかったのではあるが(千葉テレビの録画放送で復習して理解)、今日のMVPは、あの得点のみならず、攻守に奮闘した西だ。西は、試合を重ねるごとにうまくなっていて、見ていてとても楽しい。フィジカルの弱さは仕方ないにしても、飛び出しのタイミングの、あるいは自分がボールを持ったときの判断は、間違いなく、早く、確実になってきている。 クライトンは、もはや別格だ。前半、ほとんど攻められっぱなしになっていたときに、たった一度のフリーキックのチャンスで同点に追いつけたのは、あの精度の高いキックあってこそ。相手が2人、3人と来ても、ひょひょっとかわしてしまう。おもしろいし、頼もしい。 試合が終わってすぐ、センターサークルに整列する前に坪内がゴール裏に駆けてきて、続いて曽田がやってきて、ゴール裏のみなさんとハイタッチ、まではよかったが、さらに遅れてやってきたクライトンは、もうあまりに遅すぎて、試合終了の両チーム挨拶に間に合わなくなりそうになって、最後は全速力でピッチ中央へ走って行った。そういうところも含めて、ホントにいいヤツだ。前半、札幌サポーター側のコーナーキックのときに、ゴール裏に向かって両手を振り上げたのもよかった(室蘭の川崎戦でもやってましたね)。 それと、クライトン、よくしゃべってるんですわ。何語で何を言っているのかわからないけれど、ダヴィのみならず、日本人選手にも、しょっちゅう声かけてる。 よく濡れたけど、ナビスコ@柏の葉に比べると、風がなかった分、楽だった…ような気がするのは、勝ったから、なんでしょうね。
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