2007年05月29日
4年前にJ2全44試合を現地観戦したときは、その前年のJ1全30試合の経験と比べて「J1は楽だなあ」と思ったものでありましたが、そういう自分は、当時はほとんどまともに仕事をしていなかったので、アウェーゲームといっても、前日に入って当日ないし翌日に札幌に戻るようなことはせず、初めての土地をぶらぶらしながら帰ってきたり、アウェーが続くときはその間は札幌には帰らなかったり(^^;)といったリズムで観戦生活を続けておりました。 それでもJ2全44試合はきつかった。いや、まあ、夏が終わる頃には昇格がほとんど幻となり、自分のモチベーションを保つのが難しかったってのもありましたが(^^;)。 先週から、たまたま、自分自身がチームと同じような行動をしていて、というか、水曜日の平塚はサッカー絡みの仕事で平塚競技場に行くことが目的だったから「たまたま」との表現は正確ではないのかもしれないけれど、とにかく、火曜日に千歳から羽田へ飛び、水曜日に平塚で試合、木曜日に羽田から千歳へ戻り、金曜日だけは札幌で仕事をして、土曜日に千歳から福岡(新千歳空港で西澤の姿を見て安心した)、日曜日に試合を終えてチームとまったく同じ便で札幌に戻り-と、6日間で5回飛行機に乗りました。 観光旅行ならともかく、仕事をしながらこういう動きをするのは、大変です。三浦監督は湘南戦の直後のインタビュー(スカパー)で「選手は去年も経験しているからもう慣れているようだ」といったことをおっしゃっておられましたが、でも、やっぱり、大変ですよ。選手はもちろんですが、チームスタッフも、経費節減で最低限の人数しか帯同していませんから、やることはたくさんあるでしょう。自宅でのんびりすることもできなければ、精神的にもきついはず(だから、いったん負けはじめると、なかなか立て直せなくなるんでしょうね)。 一昨日の福岡から羽田までは、僕のすぐ脇の中央部分(5人掛け)の席に、松井コーチ以下、チームスタッフの方々、選手のみなさんが座ってました(監督は前のほう-でもクラスJではなく普通席でした)。空港で見かけると出張帰りのサラリーマンにしか見えない砂川あたりはまだしも、ダヴィ、中山、優也をはじめとするデカイ人たちが、あの狭い座席に押し込まれているのは、傍から見ていると、けっこう、しんどそうです(でも、ああいう試合の後だったからか、みんな明るかった)。 こういう体験をして、ああいう光景を目にすると、一方的な愛情の押し付けや、無遠慮な声かけは、しづらいです。ましてや、ファンサービスが足りないなんて、言いづらい。いや、別に、空港でサインもらったっていいんですけど、そういう行動に走る人は、意外なぐらい、いなかった。いなかったけど、選手もサポーターの存在を意識している(中山元気のブログ)。すごくいい関係が築けつつあるんじゃないかなあと思うのであります。
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