2007年05月09日
曽田雄志選手のリーグ戦200試合出場を前に、その200試合すべてを振り返ってみようと考えたこの企画、果たして200試合出場の日までにすべてレビューし終えることができるのかどうか、早くも不安になっている今日この頃(ってまだ2日目)ですが、ともあれ、入団2年目の2002年です。 この年は、前年にアウミールがつけていた10番を山瀬功治が背負うことになり、山瀬の18番が曽田に引き継がれました。吉原→高木→山瀬と受け継がれてきた、コンサドーレのアタッカーのエースナンバーです(今でもたまに「TAKAGI 18」というシャツを着た人を見ますね…僕は「YAMASE 18」を持ってます<そんなことはどうでもいいか)。 この年も曽田はもちろんFW登録なのですが、開幕と同時に発売されたオフィシャルガイドブック(まだイエローページ刊、ただし紙質が落ちて(?)重量が妙に軽くなった)の紹介ページの見出しには「適所の模索。」とあり、その本文中には、オーストラリアキャンプでディフェンダーへのコンバートを試されたことが記されています。 以下、冒頭の番号は、曽田の通算試合出場数です。 (10)2002.4.13 1st-#06 札幌1-2v京都@室蘭 交代出場(78分、小島→曽田) 交代出場から5分後に、相手ゴール前のヘディングから小倉→森下で同点ゴールが生まれています。でも、サポーター的には「責任を取ってもらう」で記憶に残った試合ですかね。最後は札幌キラー上野優作にやられました。ちなみに(個人的なことですが)この数日前に僕は東京から札幌に引っ越してきました。ものすごく安い引っ越しパック使ったからなかなか荷物が来なくて、この日は家の中にはまだ布団しかなかったんだよなあ。 (11)2002.4.20 1st-#07 札幌1-3鹿島@函館 先発フル出場(DF)1アシスト(通算2アシスト) 初の先発出場、そしてフル出場。大森健作を中盤に上げたことで、DF曽田が先発となりました。これはよくおぼえてます。朝、丘珠空港で、知らないサポーターの方々と「曽田のディフェンスってどうなのよ?」「先発するの?」「大丈夫なのかな?」と話したこと。試合開始直前に「責任を取るのは誰?」の横断幕が出たこと。残り10分になって小倉と吉瀬が交代して曽田が前線に上がり、すぐに曽田が落としたボールを新居がうまくコントロールして決めたこと。直前の試合でFW曽田が有効的(<サッカー的表現)だっただけに、なんで曽田ディフェンスなんだよ、そもそも曽田がディフェンダーやるって何よ?と、見てる側も大混乱でしたが、曽田→新居のゴールに、わずかな光明を見出した(見出そうとしていた)のでした。 この後、リーグ戦はワールドカップ中断に入り、ナビスコカップが開催されました。4月30日、厚別での磐田戦(ナイトゲーム)で、DF曽田は中山雅史を封じました。さらに、5月12日、室蘭での柏戦で、対角線上にものすごく速くて正確なロングパスを送るのを見て、おお、ディフェンダー曽田、すげえ!!と、本気で感心しました。僕が、こいつホントはすごい選手なんじゃないかと思うようになったのは、この頃からだったように思います。あのナビスコの2試合(とくに室蘭の柏戦)の曽田を見ていなければ、僕も、「なんで曽田なんか使うんだよ!」派(多数派)になっていたのではないかと思います。 (12)2002.7.13 1st-#08 神戸1-0札幌@神戸ユニバ 交代出場(81分、小倉→曽田) (13)2002.7.20 1st-#09 浦和2v-1札幌@国立 交代出場(98分、小倉→曽田) (14)2002.7.24 1st-#10 札幌2-3v横浜FM@札幌ドーム 交代出場(84分、小倉→曽田) (15)2002.7.28 1st-#11 F東京3-1札幌@国立 交代出場(85分、ジャディウソン→曽田) (16)2002.8.3 1st-#12 札幌2-3清水@札幌ドーム 交代出場(87分、ジャディウソン→曽田) (17)2002.8.7 1st-#13 市原2-0札幌@市原臨海 先発(FW)→途中交代(82分、曽田→磯山) ワールドカップ中断中に監督が柱谷哲二からイバンチェビッチに替わり、曽田はふたたびFWで起用されるようになりました。しかしまあ、この頃は勝てなかった。そこそこいい内容の試合をしていたのに(14節のマリノス戦なんて、ここまで無敗の相手に対し前半だけで2点のリードを奪ったのに)終わってみればみんな負けている。17節は、小倉、バーヤック、山瀬が揃って出られず(出場停止、負傷)、通算二度目の先発出場となった曽田がジャディウソンと2トップを組んだのですが、チームとしてまったく形が作れず、おまけに佐藤洋平がPKに異議で退場となり、散々な結果でした。 (18)2002.8.10 1st-#14 札幌1-0G大阪@厚別 交代出場(80分、ビジュ→曽田) 古川がポストに大激突した日。雨に打たれましたよ。曽田は、マグロンにマンツーマンでつくために入ったんじゃなかったかなあ。結果的には、この1勝がイバンチェビッチの唯一の勝利となりました。 今日のところはここまで。
ちや
Re:曽田雄志の200試合を振り返る(2)
2007-05-10 20:45
こんばんは。 2002年ナビ杯の柏戦in室蘭、よーく覚えています。 DFラインから前線の左サイドへ精度の高いロングボールを ぼんぼん蹴ってました。 ただ、未だにあれが曽田のフィードが一番良かった試合のような気がします^^;
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