【現地組】甲府サポから贈られた言葉

2006年12月24日

仙台発千歳行きの飛行機は、仙台空港出発が30分遅れ、下北半島のあたりで「新千歳空港の除雪待ち」で上空を30分以上も旋回したものの、無事、新千歳空港に着陸しました。


ユアスタ(仙台スタジアム)と地下鉄泉中央駅の間には、立体駐車場があります。昨日の試合後、僕がその駐車場の出口前の歩道を横切ったとき、駐車場から出ようとしていたのは、甲府のユニホームを着た人たちを乗せたワンボックスカーでした。

歩行者の流れが途切れるのを待つ彼らが、車内からこちらに向かって拍手をしていたように見えたので、僕は自然に小さく頭を下げました(明確に意識はしていないのですが、たぶん、そうしたような気がします)。

その瞬間、ワンボックスカーのスライドドアが開き、甲府のユニホームを着た男性が半身を出して、僕に向かって「優勝してください!」と言ったのです。

もうね、半分、泣き顔なんですよ。当事者以外だったら、彼は怒っていると思ったんじゃないか。助手席で拍手していた人にしても、すっげえ悔しそうなの。だけど、悔しさを押し殺しながら、勝者を讃えてくれてる。

宇都宮徹壱さんも応援してくれてるコンサドーレ。決勝まで行けば、対戦相手のサポーター以外は、ほとんどすべての観客がコンサドーレを応援してくれるんじゃないでしょうか。

いや、まだ、先のことはどうでもいいです。まずは目の前の試合を、勝ちましょう。その先のことは、次の試合に勝ってから考えましょう。



post by issey11

15:39

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