介護事業とか

2006年11月23日

柳下監督の退任、城福強化部長の退任、今日の試合と、話題はいろいろありますが、自分の想像の範囲で、気になったことについてフォローしておきます。

本日のスポーツ報知の記事から引用:

さらに「スクール、食育、介護事業などにもエネルギーを費やしたい。例えばスクールの講師を育成のユースのコーチを兼任させるなど、効率的な人の回し方を考えたい」と児玉社長。

介護事業は唐突にみえますが、先日の日本経済新聞の第一面に、こんな記事がありました:

サッカーJリーグ(鬼武健二チェアマン)がJ1、J2の全31チームで介護予防事業に参入する。高齢者が介護を必要とせずにすむように地域のスタジアムでコーチや選手らがストレッチなどの健康法を指導する。来年度から順次参入、施設を有効利用して地域社会に貢献する狙いだ。

日経のウェブ版の記事は、新聞紙面に載った記事のほんの一部しかありませんが、紙面では第一面のけっこう大きな扱いでしたから、いいかげんな話でもないのでしょう。

別にクラブを擁護するつもりではないのですが、コンサドーレの場合は、カネがないといっても、新興クラブの予算規模が小さいのとは違って、バランスシートが傷んでいる=債務超過に大きすぎる資本金という問題がありますから、トップチームの勝敗に直接関係のない収益事業についても、真剣に考えなきゃいかんのでしょうね。

昇格できないことより債務超過の解消ができないことのほうが問題だと思うんですが…そこに手をつけないと、いつまで経っても不安定な状態から抜け出せないわけで…


post by issey11

22:10

コメント(4)

この記事に対するコメント一覧

水澤です。

Re:介護事業とか

2006-11-23 22:33

今日は、行った甲斐があるというゲームを見せてもらいました。何はともあれ・・・でしたね~。 あのう・・・。 きっと、中途半端な物言いになることは覚悟なんですけど、誤解を恐れずに申し上げたいと思います。(笑) 私は、スポーツクラブが債務超過で良いと肯定するわけではないんですけど・・・。 でも、スポーツBIZがキャッシュフローマネジメントとだいう特徴でいけば、HFCは決して悪い状態でないというか「悪いことは悪いんだけど、ものすごく超悪い、ってわけじゃない」って思っているんですよ。 問題はね、支出には「経費」と「投資」があるでしょ? でもって、経費削減はしても、投資削減をしない方法と、そのバランスって大事だな、なんてことを、今はもう当事者ではなくなっている無責任さと、自分の今取り組んでいることとを交互に置き換えながら勉強させていただいている最中ですね~。今は・・・ハイ。 いずれにせよ、私は来シーズンもたぶん今くらいのペースで観戦し続けていることと思いますので、また、来てよかったな、という試合を見たいな、と願っていたりします。

また水澤です。

追伸

2006-11-23 22:35

債務超過を解消しないと不安定な状態から抜け出せないということはもちろん同意しています。 当然だと思います。正しいです。 やはり、中途半端になっていると反省・・・

大熊です。

Re:介護事業とか

2006-11-23 23:09

水澤です。さん コメントありがとうございます。 中途半端なのは、私もそうです。 こういうふうに、思いつきで書いていくものは、どうしても、舌足らずというか、部分だけを切り取ることになっちゃうんですよね(などと、サービスを提供している側としては、それこそ誤解を恐れずに言うのでありますが)。 スポーツマネジメントレビュー(SMR)の最新号(川渕さんが表紙になってる号)の、奥寺さんのインタビュー記事は示唆に富んでます。コンサドーレとは目指すところも地域における位置づけも違うので、単純な比較は難しいですが、なるほどと思うことが多いです。

きくちです

Re:介護事業とか

2006-11-25 02:27

真面目なエントリーには、私も実名で(笑) 来期は約1億円の強化費削減をうたい、 更に次の年には、道&市の助成金1億8千万円が廃止され、そして10億円の貸付返還開始に成りますね これはもう、経営うんぬんの話の粋なんでしょうか? サポーターとして、自分に出来ることは随分尽くしてきたつもりですが、クラブ存続のほうが大きな危機だと思います 辛いですね

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