2006年10月23日
あらためて、21日の試合会場で販売された「10周年記念 歴代ユニフォームピンズセット」の話。 上のリンク先はオフィシャルサイト上のニュースリリースなのだが、ここには「数量限定」とあるだけで、それがいくつかなのかは書いていない。巷間言われているような100とか200なのだとしたら、そりゃ、すぐになくなるだろうと思うし、ネットオークションで高値転売されること間違いなし。儲かるのは、早く並んで購入して転売するヤツだけ(そんな人はいないと信じたいけど、世の中、いろんな人がいますからね)。 自分自身のことを言えば、試合当日の札幌ドームにはかなり早い時刻から並んでいたから、売店に直行すれば、買えたかもしれないとは思う。そこまでのこだわりはなかったのと、数量限定といってもまさかそんなに少ないとは思わなかったから、落ち着いてから買えばいいやと思ってたし。 もっとも、ドーム内売店でも、販売箇所は限られていたようだから、入場後ダッシュして売店に行ったけどその売店には置いてなかった、ってことになったら、それはそれで、またものすごく怒ってたと思うけど(場内のどの売店で販売しているって情報は、事前に告知されてましたか?)。 まあ、自分のことはいいです。買えなきゃ買えないでも。 キレイゴトと批判を受けそうだけど、僕がいちばん参ったなと思ったのは、昨日の朝、宮の沢でお会いした(まったく知らない)女性の感想。いわく「10年間応援してきたのに、その記念のグッズが買えないなんて…」-そうだよな、10周年記念のグッズなのだったら、できれば長くファンクラブに入っている人やシーズンチケットを継続購入している人に優先的な案内があってしかるべきだし、それが難しいなら、せめてファンクラブ会員だけは予約できる仕組みにしてほしかったなと、そのとき、自分のことはさておき(<ホントに)、企業と顧客の関係を考えるコンサルタント的視点で、そう思った(自分の存在を枠組みの外に置くことでようやく気づいた、という感じ)。 試合のチケットなら、数に限りがあるのはどうしようもない。でも、ピンバッジなんて、ほしい人がいるなら、その分だけ、製造すればいいだけじゃない。しかも、原価を考えれば釣り合わない価格でも、商品そのものに価値を感じてお金を出すと言っている人が、おそらくはたくさんいるんだし。 閑話休題。「水曜どうでしょう」のDVDが出たとき、制作側は「完売したら増刷してまた売るからネットオークションでは買わないように」とアナウンスを出した。DVDの場合は素人によるコピー対策もあったのだとは思うが(実際、その後、違法コピーで逮捕者も出たと記憶している)、そうしたきめ細かい対応が、ファンをつなぎとめておくことにつながっているのではないか。 どうでしょうとコンサドーレとでは、比較の対象にならんかな? 今回はもういいけど(でも<USの本みたいに>予約受注で追加販売してくれるなら買いますけどね)、次回以降、こういうことがあるなら、もうちょっと、サポーター側の視点に立っていただけないでしょうか?と思い、エントリーしてみた次第。
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