2006年08月02日
ブログという形で広告掲載をしていただいていた会社の経営に携わる者としては、与信管理の能力が問われるケースであり、また、債権回収に走らねばならない立場でもあるわけです。したがって、取引があったことを誇ることはできないし(とはいっても「彩食健美」はすでにみなさんの目に触れていたから今さら隠せないのですが)、感傷的になっている場合でもない。 昨日の朝、異変に気づいてから、夜遅くまで、さまざまな形で(リアルな世界での)情報を収集してきたので、単純に「またしまふくごはんが食べられるといいですね」と言うわけにもいきません。 もちろん、自分がリアルな世界で聞いた情報をこういうところに出すわけにはいきません。それなりに、全体を俯瞰したつもりではいても、しょせんは断片的なエピソードでしかありません。それがネットに飛び交うことで(一つ一つのエピソードは事実なのでしょうが)、木を見て森を見ずの感想が広がってしまう。 それは、みちのく食品さんにとっても、コンサドーレにとっても、けっしてプラスにはなりません。コンサドーレのサポーターは熱心だけれどへんな噂が広がるのも速い、なんてことになったら、今後のスポンサー獲得、あるいは現在のスポンサー企業の契約継続にも影響しかねない。 そんなことを考えて、昨夜、とりあえずは、新聞記事になっていたものを(ほぼ全文転載になってしまうのでどうかとは思ったのですが)ブログに掲載した次第であります。 以前、あるスポーツチームの関係者の方から「優勝したときに喜べるのはファンだけ、経営サイドは一瞬しか喜べない、祝勝会の場では『来季の年俸が上がって大変だ、どうしよう…』と考える」との話を聞いたことがありますが(J2優勝直後の岡田さんも同じようなこと言ってましたね)、なるほど、当事者になるというのはこういうことなのだなと、みなさんのブログを読みながら感じております(誤解なきように言っておくと、当事者ではないからメッセージを発してはいけないとは思っておりません-むしろ、相手を慮っての意見であれば、どんどん発してよいと考えています)。 最後に(これがいちばん言いたかったことなのですが)、昨日、みちのく食品さんの連絡窓口がことごとく機能しなくなっていた中、ブログ担当の方には(たじさん同様)真摯に対応していただき、たいへん感謝しております。今後のご健闘をお祈り申し上げます。
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