2006年03月05日
本日は埼玉スタジアム2002でJ1開幕戦・大宮アルディージャ-ジェフユナイテッド千葉を観戦(して、その後、札幌へ帰る機内でこれを書いています-実際にアップするのは帰宅後になるのではありますが)。
大宮の新外国人FW・背番号10マルティネス(ホンジュラス代表らしい)のお地蔵さんぶりと、それがゆえに攻撃を組み立てられない大宮の中盤がおもしろく、後半開始早々、「あの10番は中に入ってDF連れてったんだからまた外に出てくれば小林大悟からパスもらえるのに」というようなことを(こんな説明口調ではなくもっとごちゃごちゃと)隣の友人に(というよりひとりごと的に)言ったら(というか叫んだら)、すぐ前の席の大宮サポーターが振り向いて(こういうときはこっちは一瞬身構える)、
「そうですよね!」
こういう中で観戦しているのは楽しい(^^)。
マルティネスはスピードが売りものとの触れ込みでしたが、後方からのロングボールを追いかけた末にストヤノフに負ける始末。1-2と大宮1点ビハインドの状況で、桜井マッハ直人(ちょっと違う)と交代。
はあ、こういうこともあるのねと思ったのはここから。入ったばかりの桜井が、マルティネスにはなかったフォアチェックで千葉DFからボールを奪いかけたところから、まるで大宮は別のチームに変身。桜井があちこち動くものだから千葉DFも動かざるを得なくなり、それによって生まれたスペースに中盤の選手が顔を出すようになって、それまではほとんど千葉がボールを支配していたのが、すっかり形勢逆転。
60分(だったと思う)、小林大悟のフリーキックに相手選手(坂本)が足を出して見事なボレーシュートならぬオウンゴールで同点。ここから10分もしないうちに、コーナーキックからトニーニョのヘディングシュートで大宮逆転、さらにフリーキックからの流れで前線に残っていたトニーニョの頭に当たったこぼれ球に小林大悟が出足鋭く飛び込んで大宮が2点リード。
桜井が入るまでは、昨日のサガン鳥栖-コンサドーレ札幌みたいな展開だったのですよ。おお、さすがジェフはよく走るなあ、巻とハースは真面目だなあ、中盤から後ろはオリジナルポジションがどこだかわかんねえぞ、みたいな(このおもしろさはやっぱり生で見ないとわからんです)。
千葉は佐藤勇人が退場になったこともあって、ほとんどいいところがないまま試合終了。前半だけ見てたら、3-5-2はサイドの人数が少ないから4-4-2に相性が悪い、なんて定説はどこへやらだったのに(もっとも今日の千葉は3バックというより2バックで-登録上のDFは2人だけ-流れに応じて阿部や坂本が最終ラインに入るといった形だったのですが)。
サッカーはやっぱり生で見るのがおもしろい…のですが、埼スタの試合は15時開始だったゆえ、帰宅は深夜になりそうで、明日からの一週間で払うべき代償はけっこう大きいかも。ま、次の週末は札幌ドームの初戦ということで、レプユニ引き取ったりなんかしながら、ちょっとずつ気持ちを盛り上げて、金曜日までの5日間を乗りきっていくとしますか。
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