#01 鳥栖0-1札幌@鳥栖

2006年03月04日

現地で観戦してきました。

今年はアウェーどころかホームも全試合は無理かもしれないと思っているので、こういうタイトルの付け方(=アーカイブを意識したスタイル)がいいかどうか、迷うところではあるのですが、じゃあなんかインパクトのあるタイトル付けられるかっていうと、今日の試合ではどうにも表現のしようがないです。

まずは、素直に、勝利を喜びましょう。今年は昇格をねらう年なんだから、内容より結果が重要。こういう苦しい、負けていてもおかしくない試合で勝ち点3が取れたのは非常に意味のあることです。林卓人は相手にパスしたりわざわざ曽田雄志が頭で返してくれたボールをへぼキックでかろうじてタッチに蹴り出したりと、まあいろいろあったけれど、最後は体を張って格闘技系(?)の守備を見せてくれました。曽田は本領発揮かと思うような怪しいバックパスを新居辰基(ヤツのドリブルはすごいな)に狙われたけれど、ヘディングシュートがクロスバーを叩いても頭を抱えませんでした(これ重要)。あれだけ中盤でボール取れなきゃ、そりゃ、石井謙伍だって何もできやしないです。

サガン鳥栖の激しいチェックは、かつてのスカパーでの某氏の名言「黙々とラフプレーに励んでいる」を思い起こさせるもので、フッキなんてボールのないところでもけっこうガシガシやられてました。あれで警告1回で済むんだから、こいつなかなかいいヤツかもしれない。

にしても、中盤は何もできなかったなあ。及第点を上げられるのは大塚真司だけでしょ。危ないときになるとどこからともなく現れる大塚。意外にバックパスしない大塚。前半はシュート打ちまくり(っていうかチーム全体でシュートチャンスなさすぎ)の大塚。マンオブザマッチを選ぶとしたら、僕は大塚。フッキのフリーキックは、サブのGKじゃなかったら取られてたでしょうから。

なんなんだろうなあ、あの中盤は。砂川誠のポジション、高すぎると思いませんでしたか?フッキが下がってきたり意外にサイドに流れたりするので、砂川が中央のトップのような位置に入りたがっているみたいで、3-5-2というよりは3-4-3みたいな感じに見える時間帯が多かったんですが、その結果、フッキ+石井+砂川とその間の距離が開きすぎていたように思います。本当はそこに両サイドの選手が入ってくるのかもしれないけれど、今日は芳賀博信と関隆倫はこれといった見せ場がなかったなあ。

鳥栖の5番の韓国人DFは、高さもあるし、なんか去年の千代反田充を見ているみたいでした。あれはけっこう点取るんじゃないかなあ。

まとめ。わくわくするよりもはらはらしました。昔懐かしいコンサドーレ札幌~ゴール前での粘り強い、体を張ったディフェンス~を見ました、って感じ。でも、試合終了直後、鳥栖の選手がへたっと座り込んだりピッチに大の字になったりしたのに対して、札幌は曽田が座り込んだぐらいであとはみんな淡々としていたところを見ると、体力勝負で勝ったのかなあという気もしないでもない。

まあ、いいでしょう。とにかく、5年ぶりに、開幕戦で勝ったんですから。



post by issey11

19:36

コメント(1)

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ひよ

Re:#01 鳥栖0-1札幌@鳥栖

2006-03-04 19:40

映像、見られませんでしたので、 興味深く読ませていただきました。 大塚、そんなに効いてましたか。 曽田&林はやっぱりですか(?) でも、開幕戦勝利はうれしいです。 何とかヤンツーさんの修正が効いて欲しいです。

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