中山店長

2010年06月28日

土曜日は15:30からのサッカー教室に
こどもを参加させるために宮の沢へ。

受付を済ませ、
コレクションハウスに入るとなにやら長い行列が。
しかも皆、緊張した面持ちで商品を持って並んでいる。

列の先、レジカウンターには
1日店長のたすきを掛けた中山先輩の姿が。

次の瞬間、中山先輩と目が合った。
鋭くもやさしいまなざしでこちらを見ている。

「お前、藤枝東の後輩だろ?
 今日もよく来たな。
 いつも練習場とか試合に来てるの知ってるぜ。」

それはわずか数秒のできごとだったが、
確かにそういう視線で私のことを見ていた。

それからしばらく先輩のようすを見ていた。
が、もう二度と視線が合うことはなかった。

そして私はいつものように
話しかけることはおろか、
写真を撮ることさえできないすさまじいオーラに圧倒され続けていた。

最後のお客さんの応対が終わると、
先輩はカウンターから出てきた。

両膝には氷の入ったビニール袋を巻いてアイシングをしていた。
軽く足を引きずっているようにも見えた。

サッカー教室を終えて家に帰ると、
私の先輩はテレビの中にいた。





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18:57

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サッカーバカ15

2010年06月22日

ワールドカップを見ていると、
小僧がこっそり起きてくる。

「サッカー、観たいのか?」
「うん。」
「わかった、少しだけだぞ。」

こんなやりとりをしながら
結局は試合終了まで観てしまうのである。

おそらく小僧にとって
記憶にある最も古いワールドカップは
今回の2010南アフリカ大会になることだろう。



先日、2歳になったわが娘。
テレビを観ながら画面を指さして、なにやら言っている。

「いっぽんだいひょ!」

どうやら「日本代表」と言っているようだ。

きっと彼女の記憶に2010南アフリカ大会は残らないだろう。

でも、いつか
「お前は1歳の頃からサッカーが好きだったからなぁ。」
と話してやりたい。



こどもを連れて足繁くスタジアムに通ってきた成果が、
少しずつ実を結ぼうとしていることを実感する。

2人とも確実にサッカーバカへの道を歩んでいる。









進歩

2010年06月16日

函館のワイワイサッカーパークで、
約1ヶ月ぶりにミニゲームに挑戦したわが小僧。

室蘭では一度もボールに触れないまま
ゲームが終了してしまったのだった。

ただボールを追いかけていた前回とは違って
時折いいポジショニングをしている。
しかし、人見知りの性格が災いしてボールを要求することがなかなかできない。

仕方なくボールを追いかける。
2テンポぐらい遅い動きをしている。

親というのはこんなにも歯がゆい思いをするものなのかと感じたけれど、
ここで「行けー!」とか「そこじゃない、こっちだ!」なんて声をかければ
せっかくのこどもの判断を奪ってしまうことになる。
喉まで出かかった言葉をぐっと飲み込んだ。

それでも今回は何度かボールを蹴っていた。
ドリブルでもシュートでもない、ただ蹴っただけのプレイだった。

終了のホイッスルのあと、
整列して向かい合った子と握手を交わした。
お互いにどこの誰かもわからないけれど、
サッカーが好きな者同士であることに違いはなかった。

「今日はボールを蹴れたかい?」
「うん、4回蹴ったよ!」

この前よりもうれしそうだった。

ほんの少しずつではあるけれど、
確実に進歩しているわが子の姿をはっきりとこの目に焼き付けた。


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函館遠征記

2010年06月15日

日曜日の函館遠征。

まずは生涯2回目となる昼の函館山へ。
五稜郭タワーの手前に千代台を発見。
遠くからでもわかる、とてもきれいなスタジアムに期待がふくらんだ。

駅前の友人宅にクルマを預け、市電乗り場へ。

見ると幸せになれるというコカ・コーラの市電車両を発見。
残念ながら乗ることはできなかったが、
これはきっといいことが起きるのでは?と思いながら次の電車に乗る。

ワイワイサッカーパークでは
あこがれの訓コーチとおしゃべりをさせていただき、
とても幸せな気分に。

いよいよ入場。

ファミリーシートゾーンは芝生席だったが、
よく手入れされていて、とても気持ちよかった。
敷物の上で、裸足になって観戦。

目の前で泥臭い同点ゴールを目撃。
内村選手の2点目もうしろからではあったが
はっきりと見ることができて興奮した。

石井ちゃんのゴールを見られたことも
よかったかと言われればよかったのかもしれない。

結果は2-2△で、
コカ・コーラ車両の御利益もこんなものかと思いながら
朝来た道を戻った。

翌日、
とんでもない幸せが待っていた。

日本代表1-0カメルーン。

夜中にもかかわらず、
大声で叫んでしまった!

ありがとう
コカ・コーラの電車様。






函館着

2010年06月13日

朝4時に家を出て
さきほど函館山に到着しました。
途中までの濃霧がウソのようなイイお天気。
アツイ一日になりそうな予感。

これからスタジアムに向かいます。

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出遅れ

2010年06月11日

サッカーマガジンを買いに行ったのだが、
どこのコンビニにも売ってない!

…と言ってもコンビニも数えるほどしかないわが街です。

こんな田舎でまさかの売り切れなのか?
それとも
もともと入荷していないのか?

明日、
となり街の書店に注文することにしよう。
(書店もない街なんです。)

レプリカユニ注文に続いて
またもや余裕かましていて出遅れてしまった私でした。


函館遠征

2010年06月10日

今シーズン最大の楽しみの1つである函館遠征が近づいてきました。

さすがに前泊の許可は出ませんでした。
当日は何時に家を出ようかなー?

せっかく函館まで行くのですから、目一杯楽しんでこないと!

現段階では、
ハセストのやきとり弁当を朝昼兼用の食事にして、
試合終了後にラッキーピエロを食べるという計画です。

帰りに七飯か八雲で名水も汲んでこようと思っています。

食べたり飲んだりすることばかりになってしまいましたが、
もちろん応援のほうもがんばってきます!

現地参戦のみなさん、
お互いに気をつけて函館に向かいましょう。


サッカーの楽しさ

2010年06月01日

2週間前の話になるが、
室蘭での大分戦のときに
エンジョイサッカーパークにこどもを連れて行ってきた。

まず、芝の上に転がっているオレンジ色のボールを借りて親子でパスをした。
小僧は思いっきり後ろに走ってものすごい距離の助走をとり、力いっぱいボールを蹴った。
ボールはフワッと浮いて、父親である私の頭を越えていった。
「やったー」と喜ぶ声と笑顔がまぶしかった。

会場中央では曽田氏やビジュ氏らがミニゲームをしていた。
どうしてもやってみたくて、どうしたら参加できるのか小僧自ら曽田氏に質問。
「ここに並んで待ってて、だって」とワクワク感を隠せないようすで戻ってきた。
初めてのサッカー。背番号5番の黄色いビブスを着てピッチに入る。
生涯初の試合は約5分。
その間一度もボールに触れられないままゲームは終わってしまった。

それでも楽しそうなわが子の表情を見て、
これがサッカーの、そしてボールを蹴ることの楽しさだよなと、
久しぶりに思い出した。