初蹴り

2011年01月15日

少年団に所属していた頃、毎年元日に「初蹴り」があった。

なにげなく小学校の近くを通ってみると、
今年も元日の早朝にもかかわらず
多くの選手や親たちがグラウンドに集まっていた。

1つ下と1つ上の学年と試合をして、みんなでごはんを食べる。
全員のお楽しみはリフティング大会。

何年生のときだったか、1度だけ入賞した。

「おめでとう」といわれて渡されたメダル(というかキーホルダー)には
「第6回全日本少年サッカー大会参加賞」と書いてあった。

こども心に「使い回しかよ」と思ったが、
のちにその第6回大会の優勝チームが
大空翼率いる静岡代表の南葛SCであることを知った。

どちらも行っていないけれど、
2日には高校の初蹴りがあった。そして3日には、藤枝で大規模な初蹴りがあった。

わが家の初蹴りは4日。

曲がりくねった道の先の、山の中腹にある
藤枝総合運動公園サッカー場のバックスタンド裏の駐車場で。

スタンドは前日とはうってかわって、ひっそりとしていた。

それでもどこかの高校生や小学生らがスタジアムの周りでボールを蹴っていた。

これぞサッカーの街の姿だと思ってうれしくなった。

あすのキックオフイベント、初蹴りとは違うけれど
1年最初のイベントである。

今年1年がいい年になるよう、私もがんばっていきたいと思う。
皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。