2010 第2節 アビスパ福岡戦(HOME)

2010年03月14日

きのうは家を出てまず宮の沢へ。
クラブハウスから出てくる選手の順番から何となく、
ベンチ入りできる選手とそうでない選手がわかってしまった。
若いけれど必死になって泥臭くゴールを狙う選手、
センターバックが本職の若い選手らが先に出てきた。

しばらくすると、先発&ベンチ入りメンバーが。
皆、厳しい表情をしていた。これがプロなんだと思った。
中山選手の姿もあったが、声をかけることができなかった。
感極まったのではなく、声をかけられないオーラを発していた。

近くの駅から地下鉄に乗り、ドームへむかった。
東西線では少し浮いていたが、
東豊線に乗り換えるとみな赤黒の人たちだった。

先行入場で南ゲートからアウエー側SA席へ。
お気に入りの場所はすでに取られていた。

試合開始30分前、両チーム選手紹介。
ついに大型ビジョンにその姿が映し出された。
私の両目から、心の汗が静かに流れ落ちた。


○結果は0-3●
   何をしようとしているのかがわからない試合だった。
   選手間の連携が悪いのだと思う。

   象徴的なシーンが、前節鳥栖にやられた素早いリスタートをまねした
     プレー。せっかく学習して同じことを取り入れてみても、誰も反応できず、
   得点のチャンスをムダにした。これを見てだめだと思った。

   ホームゲームでバックパスを回すところなんて見たくない。
   果敢に勝負するプレー、
   たとえ枠を外しても、シュートで終わるプレーが見たいのだ。

   華麗なパス回しは見ていて楽しいけれど、
   難しいことをしなくてもいいと思う。
   そういう意味では、砂川選手の大きなサイドチェンジとか
   藤田選手のボールを蹴ってスピード勝負、のシンプルなプレーがよかった。

   3点目が入ったところで、帰りたかった。
   しかし、この目で中山選手の姿を見るまで、
   そしてわが子に中山選手の姿を見せるまで帰れなかった。

   生観戦で0-3は生涯初。
   2点差負けも見たことのない私にとって、
   3点差、しかも完封は想像以上にダメージの残る思い出となった。

   ドームを出たときの寒さが身に染みた。 


地下鉄の駅で「これからサッカーですか?私もです。」と声をかけてくれたお姉さんは
寒さに震えながら半袖のレプリカで入場を待っていた男性は
ファミリーシートを埋めたこどもたちとその親たちは
ゴンの登場に、立ち上がって声援を送っていた若者のグループは
敗戦を見届けてから車いすの妻を押して、ゆっくりと席をあとにした老紳士は

次のホームゲームにまた来ようと思っただろうか。




この記事に対するコメント一覧

はったん

Re:2010 第2節 アビスパ福岡戦(HOME)

2010-03-14 12:30

書いてあることは 間違えないと思います しかし今、サポーターたちの 頑張り時じゃないですかね 次のHOMEも サポみんなで 応援しましょう!!

元気出しましょう

Re:2010 第2節 アビスパ福岡戦(HOME)

2010-03-14 12:50

0-3 あまりにしっかり負けていただきましたね 取って捕らえて最後にやられる試合より すっきりしたじゃないですか。 次節にしっかり気持ち切り替えて行きましょう!!

PA

Re:2010 第2節 アビスパ福岡戦(HOME)

2010-03-14 19:55

はったんさん、元気出しましょうさん、 ありがとうございます。 同じチームを愛する仲間から励ましの言葉をいただくことが、 こんなにも心強く、 そしてありがたいことだということをはじめて知りました。 大丈夫です。 力が出てきました。 「こったらことぐらいで負けてたまるもんか!」 厳しい自然の北海道で暮らして身につけたこの精神で、これからもコンサを愛し続けます。

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