フラッグキッズ体験記・ドーム編 PART2

2010年02月11日

フラッグキッズに選ばれたこどもと保護者にとって
最も重要な時間…それは並び順を決める時間です。

控え室となっているミラールーム内で、
ユニフォームに着替えたわが子を写真に収めたり、
知り合いや家族に電話したり、メールしたりと
思い思いの過ごし方をしているところに
係の方から集合の声がかかります。

「では、並び順を決めます。」

一瞬、静寂が訪れます。
わが子がどの位置になるのか、
どの選手と手をつないで入場することになるのか、
すべての保護者が固唾を飲んで見守ります。

「先頭はキャプテンの上里選手、その後ろは…」
とか、
「あの選手は怪我で今日は出ない。じゃあ今日のスタメンは…」
とか、
「確か一番後ろはクライトンだったはず…」
なんていう思惑が渦巻いています。

すべての並び順が決定すると、
係の方:「どの選手になるかわからないけど、文句言わないでね。」
こども:「はーい!」
係の方:「外国人選手と一緒になった子、ゴメン。声かけても言葉わからないから。」
保護者:(爆笑)
こども:「…?」
なんてやりとりがあって、いよいよ入場となります。(つづく)




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