不易流行

2011年04月26日

「おとうさん、どうしてコンサドーレが湘南の応援をするの?」
札幌ゴール裏からベルマーレコールがおこったときにこどもが言った言葉だ。

これに対して、湘南ゴール裏からもコンサドーレコールが返ってきた。



いつものように先行入場していつも同じ席に座る。
それから約2時間、毎試合だいたい同じような過ごし方をしてキックオフ時刻を迎える。

そんな当たり前のことが、土曜日はなぜだかとてもうれしかった。

そこにゴール裏からおこったコール。

ドームには変わらないことと新しいことがある、と
曽田選手が引退セレモニーで言っていた。

初めてその言葉の意味がわかったような気がした。



この記事に対するコメント一覧

チームがある限り

Re:不易流行

2011-04-26 21:27

こんばんは。 子供さんの目にはコールの交換がどううつったのでしょうね。 スカパーではそこまで映らないので、皆さんのブログで知って羨ましかったです。 でもサッカーを見られる喜びは伝わりましたね。 やっぱいいです、サッカー。

PA

Re:不易流行

2011-04-27 05:54

チームがある限りさん、おはようございます。 コメントありがとうございます。 相手を思いやる気持ち、相手に感謝する気持ちのこもったコールの交換を聞いて、私、涙が流れそうになりました。ですから、少し時間をおいてからこんなような話しをしました。 「きょうサッカーの試合が観られるのは、相手のチームが来てくれたからなんだよ。相手がいなければ試合はできないし、試合を観ることもできない。だからありがとうの気持ちを込めて湘南を応援したんだと思うよ。」 「対戦相手は敵ではない。ともにサッカーを愛する仲間だ。」 これは元祖サッカーの街で育った中学校の時の監督が言っていた言葉ですが、その精神を自分なりに解釈してこどもに伝えたつもりです。 私自身、たくさんの人のおかげで「こどもから大人に、大人から紳士になった」と思っています。いまとなっては「ありがとう」を伝えることのできない人もたくさんいますが、感謝の気持ちを次の世代に伝えていけたら、なんて思っています。

コメントする