2010年07月17日
薄曇りの日曜の夕方 国道を自宅に向かってクルマを走らせていた。 「おとうさん、お腹が減った。」 この一言で、急遽寄ることになった食事処。 店員に案内されて小上がりへ。 何と隣のテーブルには中山選手がいるではないか! 中山選手はどうやら誰かを待っているようだった。 チラチラ見ていると目が合った。 一瞬心臓が止まりそうなくらい緊張したが 「こんにちは」とあいさつをすると、 とても気さくな感じで話してくれた。 「おー、お前藤枝東の後輩じゃんなあ。」 いきなり静岡弁でびっくりしたが 親しみが込められている感じがしてとてもうれしくなった。 「はい、そうです!」と答えると、 「何個下だっけかあ?」と質問された。 「○歳下です。」の答えに対して 「じゃあ、ナナミと同じだら?」 ナナミ? ナナミって誰?と思ったが、あーっ!と気がついた。 「いえいえ!名波選手よりも下です。」 何の前触れもなくビッグネームが登場するあたり、さすが中山選手だと心の中で思った。 「オフの日は何をしているんですか?」と聞いてみると、 「道内の学校とか少年団を回ってるよ。」 「それならば、ぜひ道東のほうも回ってあげてください。私は以前道東に住んでいました。あっちのほうは札幌まで試合を見に行くこともなかなかできない地域なんです。でもサッカーが好きなこどもがたくさんいるんです。中山選手が来てくれたら、どんなに喜ぶことでしょう。先輩、お願いします!」 と熱く語ってしまった。 (ウチのこどもの学校にも来てください、と言うのは忘れてしまった。) 残念なことにあとはどんなことを話したのか、詳しく覚えていない。 中山選手は注文したハンバーグ定食が運ばれてきても、私とずっと話してくれた。 しばらくして待ち人が来たので 邪魔をしてはならないと思い、話すのをやめた。 店を出たとき、店の外は来たときとはまったく違う景色だった。 なぜか私が大学時代を過ごした街の風景になっていた。
…という訳で、 私がこの前見た「夢」の話でした。ゴメンナサイ。 でも本当に中山選手に会ったら、 こんなに話すことはできないと思います。 以前、宮の沢でサインをいただいたときも 「サインお願いします」と言うのが精一杯でした。 こみ上げてくる感情を抑えるのがやっとでした。 ここのところ練習試合で調子を上げている中山選手。 私が見ている目の前で得点を決めたとき、 私は本当に死んでしまうかもしれません。 うまく表現できませんが、そんな気持ちを抱いています。
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NAME:PA AGE:AROUND40 BORN IN SHIZUOKA LIVE IN HOKKAIDO
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