マミー派

2010年07月06日

サッカー教室のときに、
「スポンサーからです」
といわれて手渡されたもの…それは「森永マミー」。

あまりにも懐かしくて
思わず一人笑ってしまった。



幼い日に駄菓子屋の冷蔵庫に入っていた
ちっちゃなビンの森永マミー。

しずくの形の中に
一文字ずつマミーと書いてあるデザインは
いまも変わらない。

母からもらえるわずかなおこづかいでは
毎回マミーを買って飲むことはできなかった。
だから「今日はマミーを飲もう」
そう決意して駄菓子屋に向かったことを覚えている。

あのころ飲んだ
ビン入りのマミーが一番美味しかったといまでも思う。



中学生のとき、
先輩が500ミリリットルの紙パック入りのマミーを氷らせて
練習試合に持ってきていた。
早く2年生になりたい、
そして俺も練習試合でマミーを飲みたいと思っていた。

ついに夢が叶った日、
まだ半分以上氷っているマミーの口を開け
ストローをさした。
おもむろに吸い上げた口の中に広がった味は
幼い日に飲んだあの味と同じだった。



仕事で北海道に住むことになったとき、
はじめて雪印カツゲンなる飲料の存在を知った。

一度だけ飲んだ。

マミーとは似て非なるものだった。



北海道で生まれ育った方々の大半が
カツゲン派ではないかと思う。

申し訳ないが私はマミー派だ。

たとえ誰が何と言おうとも。


この記事に対するコメント一覧

mimicchi

Re:マミー派

2010-07-06 18:43

こんにちは!初めまして。 マミーにつられてお邪魔してしまいました… 私も生粋の道産子ですが…マミー派です! 小さい頃、お風呂屋さんで瓶入りマミーを飲むのが楽しみでした。 (たまに銭湯に行った時に買ってもらいました!) 部活帰りに500のパックにストローを挿して一気飲みもしました。 (もしかして同世代でしょうか…) マミーは後味が爽やかで微かな酸味が好きなんです。 今でも、たま~に飲みたくなりますよ、マミー(>_<)

PA

Re:マミー派

2010-07-07 06:17

mimicchiさん、はじめまして。 コメントありがとうございます。 生粋の道産子の多い職場で、 マミー派の私はとても肩身の狭い思いをしておりました。 勢力拡大、とばかりに2人のこどもにマミーを飲ませるという 涙ぐましい(?)努力を続けているところでした。 コメントの中にもありましたように、 我々はおそらく同年代だと思われます。 自分自身の経験や 北海道に来ておもしろいと感じたことなど 少しでもサッカーに関することを記事にしてブログに投稿しております。 今後もお気軽にコメントなどいただけるとうれしく思います。

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