勝ちたいべやっ!

2006年05月07日

さてさて、水戸に見事に敗れ、昇格レースから大きく後退してしまった札幌。
何と言いますか、他のチームがどうこう、という以前の問題ですよね、これは。自分たちのやろうとしているサッカーをして、持っている力を出して負けたならまだ納得もできますが、昨日なんかは全然できずに負けてしまったみたいですしね。
そこで、僕なりに勝てない原因を考えてみました。

力はあると思うんですよ。2年以上かけて、力を蓄えてきたわけですし。実際、歯車がかみ合った4月上旬は3連勝と波に乗りかけました。それが、ちょっとしたことをきっかけに、ガタガタッと崩れてしまうのは、やはりメンタルの弱さだと思います。
自分がメンタル弱いんで、あまり触れたくない場所ではあるんですが、この際だから自分のことは棚に上げて、言います。
点を取り合うスポーツ全般に言えることですが、どんなに内容の良いゲーム運びをしても、点が奪えなければ、また点を奪われれば、負けてしまいます。サッカーも然り。
良いゲーム運びをして得点に結びつける、また、多少のピンチも失点しない、という部分は、メンタルが大きいと思うんです。
確かにコンサも力がありますが、相手もプロ、技術や体力にそんなに大きな差があるとは思えません。あとは、心の問題だろうと思うわけです。

どんなに泥臭くても良い、ゴールを奪うんだという、また、どんなに数的不利になっても切り崩されても、絶対にゴールは割らせない、体を張って守る、という、攻撃と守備における強い気持ち、Fighting Spirit。僕は阪神ファンなので、阪神が以前掲げていたフレーズを北海道風にアレンジすれば、「勝ちたいべやっ!」という気持ちが、今のコンサには欠けているんじゃないかと思います。
そういう気持ちを選手に植えつけるためにも、積極的なプレーの中で犯したミスは、不問に付すけれど、消極的なプレーをした選手は、たとえそれがフッキや大塚などの中心選手であっても、次の試合では使わない、くらいの采配を、ヤンツーさんには見せて欲しいです。まあ、次の試合って言っても野球と違って一週間くらい開いてしまうので、練習でレギュラー組から外してサブ組に回すだけでも良いかもしれませんが。また、逆に、監督の期待に応えて闘志を見せ、結果を出した選手には、もう思いっきり、抱きついて頭をくしゃくしゃして、これでもかというほどほめてやる。もちろん次も使ってやる。そういうのが必要じゃないかなと思います。
できることなら、星野仙一さんを、肩書きはコーチでも何でもいいから、連れてきたいですよ。

今年のコンサドーレのクラブスローガンは「闘」。闘志を見せてプレーしようということだったはず。
まだ第2クールが始まったばかり。今からでも巻き返すことはできます。選手のみなさんには、もっと「闘」う姿勢を見せて欲しいと思います。
また、監督にも、選手に「闘」う姿勢を植えつけるような采配、指導をお願いしたいと思います。


post by 元多摩

10:49

試合 コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

えんしゅうりん

Re:勝ちたいべやっ!

2006-05-07 23:01

ごぶさたしております。 仙台戦の気迫で同点にした戦い方をどうしてできないんでしょうかね? あ、それと、仙台戦の後、金髪のおばちゃん(あえて名前は出しませんw)と名古屋のサポの方と年配のおじさんと一緒に近くのコーヒー屋に入って来たのが「わて」です。w 途中で元多摩さん、お帰りになられましたよね? その時、「あっ」と、気付きました。お急ぎだったのでこえ掛けませんでしたが・・・。 また機会がありましたら、よろしくお願いします。 ではでは。

元多摩

Re:勝ちたいべやっ!

2006-05-08 00:00

えんしゅうりんさん おお! あの中にえんしゅうりんさんがいらしたんですか! ってか、よくあれが僕だとおわかりになりましたね。 …って、ヒントはあちこちにごろごろしてるかなw。 スケッチブックとか、月曜サポスタの映像とか。 金髪のおばちゃん(笑)も僕の素性を大体ご存知ですしね。 今度見かけたら、是非是非お声をおかけ下さいませ! ではでは、失礼します。

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