2016年11月20日
久しぶりのエントリーである。肝心な負けが込んでいるときに記事を書かずに、今更書き込むのかとお叱りを受けるのは百も承知だ。だが書かざるを得ない。今日決まる。泣いても笑っても今日決まるのだ。
負ければプレーオフ、負ければ降格。これほど痺れる試合があるだろうか?まさしく天国と地獄。両者明暗くっきりと分かれる天王山。ここまで来れば両者を分かつのはただ一つ、「気持ち」である。この違いを我らは目の当たりにしたであろう。前節のジェフユナイテッド千葉戦。後半アディショナルタイム5分過ぎ。そこに神は居た。諦めず、愚直に、「お前だけはゴールを狙ってくれ」という言葉を信じて走り込んだ。両脚を攣ろうとも走り続けた男が居た。声の限り鼓舞し続けた男が居た。その姿を力に変えピッチに立ち続けた男が居た。チームの勝利を信じ、声を嗄らし続けた者たちが居た。
気持ちである。勝利を信じ、声を嗄らし、走り続け、ゴールネットを揺らす。巧拙の議論を待たない、泥臭く、愚直に、結果を追い求めた結果が結実するのだ。5年ぶりだ。あるいは9年ぶりの歓喜の時だ。遠慮はいらない。勝負は一瞬。万感の思い、溜め込んだその思いを一瞬の力に変える時が来たのだ。腹の底から、メインだ、バックだ、ゴール裏だ、カテゴライズはどうでもいい。ただコンサドーレが好きだ、その気持ちを爆発させよう。
90分先の未来を悲観するのは止めにしよう。目の前の試合に向き合ったから前節の結果があったのだと、私は思う。ただただ一瞬一瞬に向き合い、狂喜乱舞し選手と感情を共有し合った時、最良の結果を得ることができる。溜息を吐く場面が多い試合になるだろう。だが、声援が絶えることはない。拍手が鳴りやむことがない。そんな3万人を超える観衆が居れば、昇格、そしてJ2優勝は難しいことではない。
一騎当千。一意専心。皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ。各員一層奮励努力セヨ。悔いのない一戦としたい。明日は月曜日?だから何だ?明日をも知れぬ彼らのためなら、声帯の一つや二つ惜しむことはあるまい!?
試合開始前の声援一発。度肝を抜く声援をドームに木霊せようじゃないか!
プロフィール
98年J1参入決定戦に敗れ涙に暮れる札幌サポを見たことで、コンサ愛に目覚めた非道民。 何の因果か札幌に居を構え、試合結果に1週間のテンションを左右される日々。 いい年こいてまだ中二病が完治していない。 思い出とコンサの試合と日常をミキサーに投げ入れて、味の素で整えた文章を提供していく。 ご笑覧いただければ幸いだ。
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